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2017年8月31日

不安と迷いの中にある日本人―思い切って世界への投資に目を向けてみれば



すでに日経新聞などで報道されていますが、米国の大手運用会社であるブラックロックが実施したアンケート調査の結果が発表されています。

2017 BLACKROCK INVESTOR PULSE(ブラックロック・ジャパン)

日本の個人1000人(25歳~74歳、男性469名、女性531名。金融資産1000万円以上のマス富裕層382名を含む)から回答が分析されています。これを読んで改めて感じたのは、現代の日本人は、まさに不安と迷いの中にあるということです。こうした不安と迷いは、私にも経験があります。しかし、迷っているだけではいつまで経っても不安は解消されませんでした。そんなとき、私は思い切って国際分散投資に踏み出しました。一歩踏み出したとき、不思議と不安が和らいだ記憶があります。いまもし不安と迷いの中にあるのなら、思い切って世界への投資に目を向けてみてはいかがでしょう。もしかしたら、少し違った世界が見えてくるかもしれません。
2017年8月29日

楽天証券を使っているインデックス投資家のメインカードは楽天カードで決まりだね



すでに何人ものブロガーさんが報告していますが、楽天証券が8月26日から投資信託を楽天スーパーポイントで購入できる制度をスタートさせました。業界初の試みです。

業界初!投資信託ポイント買付サービス!(楽天証券)

とにかく楽天経済圏ですべてを取り込んでしまおうという企業戦略が徹底していて感心します。こうなると楽天証券を使っているインデックス投資家は、いかに効率よく楽天スーパーポイントを貯めるかが重要になります。ずばり、クレジットカードもメインカードは楽天カードで決まりではないでしょうか。
2017年8月28日

投資信託の購入時手数料を支払う時代は終わった―岡三オンライン証券の挑戦を評価する



よく「投資信託はボッタクリだ」と言われるのですが、その大きな理由がやたらと手数料を取られること。とくに購入時手数料は、その合理性が見えにくいことから長らく批判の対象でした。そこで最近ではノーロード(購入時手数料なし)が徐々に増えているわけですが、やはり銀行や対面型証券ではいまでも盛んに購入時手数料が必要なファンドが販売されています。そんな中、思いきった試みだと思ったのが岡三オンライン証券の「ZEROファンド」プログラムです。岡三証券グループのようなところまでがこういった取り組みをスタートさせたことに、投資信託の購入時手数料を支払う時代は終わろうとしているのだと感じました。
2017年8月27日

ポートフォリオにこそ投資家の個性が表現されている―松井証券「<投信工房プレミアム企画>俺のPFセミナー」



8月2日に開催された松井証券の投信工房プロモーションイベント「<投信工房プレミアム企画>俺のPFセミナー」の様子がレポートされている記事を見つけました。

低コスト投資で将来のゆとりは得られるか…有名投信ブロガーが「俺のポートフォリオ」を大公開(ログミーファイナンス)
「自分がどこまで損していいか」を見極める 投資成功者が説く“リスク許容度”の重要性(同)

記事にある通り、じつは私もちょっとだけイベントに協力しました。こうやって見ると、同じインデックス投資家といえどもポートフォリオの中身は全く異なるのが分かると思います。でも、これでいいんです。ポートフォリオに万人に当てはまる絶対的な解は存在しません。投資家が100人いれば、百人百様のポートフォリオが存在する。ポートフォリオこそ投資家の個性を表現するものなのです。
2017年8月26日

含み損を経験しないと積立投資は儲からない―今月の積立投資(2017年8月特定口座)



インドネシア出張も無事に終了し、今日26日に帰国します。今回も交通渋滞に悩まされました。ほんと、インドネシアの渋滞はいあかわらずひどい。真面目な話、物流インフラの脆弱さが経済成長に悪影響を与えると危惧されているぐらいです。そんなこんなで忙しかったインドネシア出張でしたが、その間も自動積立サービスでインデックスファンドの買付がされているのですから便利なものです。そして8月は北朝鮮問題などもあって相場はやや軟調でした。最近に積立投資を始めた人の中には、含み損を初体験している人もいるのではないでしょうか。やっぱり初体験は不安になりますよね。でも、積立投資というのは、実は含み損を経験しないと儲からない投資手法なのです。
2017年8月25日

「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」が信託報酬を引き下げる―「つみたてNISA」に向けて低コスト競争が再加速



どういうわけか海外出張に行くと、その間に日本でインデックスファンドに関する大きなニュースが入ってくるのが不思議です。こういうのって、時期的なものがあるのでしょうか。今回も安房くんの記事で知ったのですが、三井住友アセットマネジメントが「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」の信託報酬を9月21日から引き下げます。なんと信託報酬(税抜)0.16%と、TOPIX連動のインデックスファンドとしてはコスト最安値を更新しました。さらに名称も「三井住友・DCつみたてNISA日本株インデックスファンド」の変更することに。文字通り確定拠出年金(DC)と「つみたてNISA」を明確にターゲットとした取り組みだということが分かります。やはり「つみたてNISA」に向けてインデックスファンドの低コスト競争が再び熱を帯びてきました。
2017年8月24日

インドネシアの最低賃金の決め方が面白い



インドネシアを訪問するたびに感心するのですが、とにかくインドネシア人の消費が旺盛。インドネシア人は、あまり貯金とかをしないそうです。それよりも物を買ったり、おいしいものを食べたりすることにお金をどんどん使う。なぜそうなるのかと言うと、基本的にインフレ基調の経済なので、お金を貯めても実質的に減価していきますから、それよりも使った方が効用が大きいわけです。それともうひとつ、やはり所得が毎年増えていくことに実感を持っていることも大きいでしょう(それは日本人が忘れかけた感覚でもあります)。そんな中、面白いと思ったのはインドネシアの最低賃金の決め方です。
2017年8月23日

新興国通貨が意外と落ち着いている



インドネシア出張も2日目が終わり、中盤に入りました。あいかわらず交通渋滞がひどく、まったくスケジュール通りに移動できないのがこの国の特徴。まあ、訪問先も事情はよく分かっているので、アポイント時間に多少遅れても慌てる様子がありません。この辺りがインドネシアならではの感覚といったところでしょうか。さてそのインドネシアなのですが、半年ぶりに訪問して改めて感じたのが、通貨ルピアが意外としっかりとしているということ。新興国通貨といえば何かあるとすぐに下落するものだったのですが、最近は様子も変わってきました。なんとなく新興国の通貨がいつまでも弱いままだと思っていてはいけないのかもしれません。
2017年8月21日

プライオリティパスがあれば長時間のトランジット待ち時間も快適に過ごせる



20日から1週間ほど恒例のインドネシア・ジャカルタへ出張です。今回もエアラインはシンガポール航空なので、チャンギ空港でトランジット。もう、チャンギ空港は何度使ったかわからないのですが、シンガポールには一度も入国していないというのも不思議なものです。トランジットは慣れっこなのですが、今回はいつも乗っている便が満席で、シンガポール・ジャカルタ間が1本遅い便になってしまいました。おかげでチャンギ空港でのトランジット待ち時間が5時間。さすがに長い。やはりこういう時は有料ラウンジに入ってゆっくりしたいもの。そこで役に立つのが、有料ラウンジを無料で使うことのできる「プライオリティパス」です。おかげでラウンジでコーヒーを飲みながら、このブログも書くことができました。
2017年8月20日

大切な話を聞き逃したよ―関西インデックス投資オフ会に参加



最近、kenzさんが関西に規制するのに合わせて恒例になっている関西インデックス投資オフ会に参加しました。場所はやっぱり西梅田の高級イタリアン。例によって投資の話半分、投資以外の話半分といった感じで非常に楽しい会でした。ただ、残念なことがひとつ。どうも私、大切な話を聞き逃したようです。
2017年8月19日

iDeCoに入るならこの5つの金融機関から選ぼう―2017年8月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績



SBI証券で積み立てている個人型確定拠出年金(iDeCo)の8月の積立が約定しました。相場の方はヨコヨコからやや軟調の気配ですが、依然として高位にありますから累積リターンは+14.0%となっています(8月17日現在)。積立投資の性格上、この辺りで少し調整局面があった方が将来のリターンを高めてくるのではないかといったスケベ心がムクムクと湧いてきました。そのiDeCoですが、ジワジワと加入者を増やしているようです。8月からテレビCMも始まりました。

iDeCoの6月新規加入者は3.45万人増、8月はテレビCM放映で周知活動を拡大(モーニングスター)

改めてiDeCoへの加入を検討している人も多いでしょう。ただ、iDeCoは金融機関によって運営管理手数料と商品ラインアップが全く異なります。そこで現在、お薦めの金融機関は3つ+1となります。
2017年8月17日

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの純資産残高がカテゴリーのトップに立つ



ニッセイアセットマネジメントの低コストインデックスファンド「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の純資産残高が8月16日段階で575億9300万円となり、一般販売されている国内の先進国株式インデックスファンドカテゴリー(DC専用ファンド、ETFを除く)で最大規模となりました。長らく純資産残高トップに君臨していた三井住友トラスト・アセットマネジメントの「SMTグローバル株式インデックス・オープン」をわずかですが上回ったことになります。「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」が2013年12月の設定から4年弱でこれだけの純資産残高を集めることができたのは、やはり複数回にわたる信託報酬引き下げなど果敢な低コスト競争を仕掛けてきた成果だと言えるでしょう。
2017年8月16日

もはやギャグの域に達しようとするテーマ型投資信託



日本の投資信託業界のお家芸にテーマ型投資信託があります。手を変え品を変えて流行のテーマに基づくアクティブファンドが次々と登場してきました。最近では「バイオ」「ロボ」「AI」あたりが流行でしょうか。ただ、さすがにネタ枯れになってきたのか、思わず笑ってしまうようなテーマ型投信も登場しています。テーマ型投資信託は、もはやギャグの域に達しようとしているのかもしれません。【一部内容を追記しました】
2017年8月15日

証券会社が生き残るためには積立投資の普及しかない



日本経済新聞で面白い連載記事が始まりました。

動かぬ個人資産1800兆円(1)投機か預金 育たぬ投資家(「日本経済新聞」電子版)

日本では官民挙げて「貯蓄から投資へ」の掛け声を上げてきたわけですが、現実は一向に投資の普及が進まず、個人金融資産1800兆円のうち預貯金が1000兆円を超えました。大多数の個人が投資からまったく距離を取る一方、ごく一部の先鋭化した投資家が“投機”的な株の短期売買や仮想通貨へとのめり込むという歪な二極構造となっているという指摘です。このため証券会社にとって将来的な顧客層の開拓が死活問題になっている。こうなると証券会社が生き残るためには現役世代を顧客として取り込むしかないわけで、やはり積立投資の普及しかないのです。
2017年8月14日

「投資」と「保険」を比較するのは無意味―本来の目的を理解して利用すべし



将来に向けた資産形成をやっていると、保険とのつき合い方という問題が出てきます。そんな中で、ときおり「投資」と「保険」を比較して「保険は損。その分を投資に回した方が良い」といった意見も登場します。しかし、これはまったくトンチンカンな意見でしょう。そもそも「投資」と「保険」を比較すること自体が無意味です。なぜなら、それぞれまったく目的が異なるから。目的の異なるものを比較することはできません。それぞれ本来の目的を理解して利用すべきなのです。
2017年8月13日

公式Facebookページを作りました



いまさらながらですが、弊ブログ「The Arts and Investment Studies」の公式Facebookページを立ち上げました。

「The Arts and Investment Studies」公式Facebookページ

まだページ編集の真っ最中ですが、とりあえず公開。ブログ更新情報が中心となりますが、こぼれ話的なことも投稿できればと思います。気軽に「いいね!」やシェアしていただけると嬉しいです。
2017年8月12日

個人にとって不動産投資が危険な理由―投資が悪いのではなく環境が“ヤバイ”のです



どこで個人情報を入手したのか分かりませんが、最近になってマンション開発業者から盛んにワンルームマンション投資などの勧誘電話がかかってきます。もちろん、ソッコーで断ってます。だって表面利回りを聞いたら、だいたいが4%台。はっきり言って不動産投資をなめてますね。でも、べつに私は不動産投資を否定していません。逆に実物不動産は預貯金・債券、株式と並んで重要な資産クラスだと思っています。にもかかわらず、やっぱり個人投資家レベルでは実物の不動産投資は危険だと思う。なぜかというと、不動産や投資が悪いのではなく、投資を巡る環境が“ヤバイ”からです。
2017年8月10日

いまは「リスク資産への警戒を高める時」―「iTrust世界株式」の2017年7月の運用成績



サテライトポートフォリオで少額ながら積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2017年7月次運用報告が出ましたので定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の7月の騰落率は+0.89%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+0.68%でした。再び参考指数をアウトパフォームしたことになります。ここでまたエンジンがかかってほしいところです。
2017年8月9日

あいかわらず勢いが止まらない―ひふみ投信の2017年7月の運用成績



サテライトポートフォリオの一部として保有している「ひふみ投信」の2017年7月次運用報告書が出たので定例ウオッチです。「ひふみ投信」の7月の騰落率は+1.7%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+0.4%でした。再び参考指数をアウトパフォームするなど、あいかわらず勢いが止まりません。純資産残高は7月31日段階で735.6億円(前月は606.4億円)、受益権総口数は17,109,744.851口(前月は15,926,841,841口)でした。ひふみマザーファンドの純資産残高も3039.9億円(前月は2685億円)となり、順調な資金流入が続いています。引き続きこの潤沢な資金をどのように活用していくかが「ひふみ投信」の課題となります。
2017年8月8日

「たわらノーロード<ラップ向け>」をどうするつもりだろう?



アセットマネジメントOneのインデックスファンド「たわらノーロード」は、極めて低コストな信託報酬とマザーファンドの規模を生かした安定した運用で、まさにお薦めのインデックスファンドシリーズのひとつ。私も「たわらノーロード新興国株式」を積み立て購入しています。そんな素晴らしいシリーズなのですが、前々から気になっていることがあります。シリーズには一般販売や個人型確定拠出年金(iDeCo)にラインアップされている商品のほかに、楽天証券のラップ口座「楽ラップ」向けファンド「たわらノーロード<ラップ向け>」があるのですが、これが驚くほど売れていない。いったいAMOneは、「たわらノーロード<ラップ向け>」をどうするつもりだろう。
2017年8月7日

将来、仕事が落ち着いたらやりたいことがある



相互リンクいただいているとよぴ~さんが、とても興味深いエントリーをアップしていました。

老後にやりたい目標ができたら不安や心配がなくなってきた(ほったらかし投資のまにまに)

とても味わい深い内容なので、ぜひ読んいただきたいと思いました。こういう感覚、私も大好きですし、大いに共感。サラリーマンである以上、いつまでも現役を続けることは難しい。“生涯現役”という人もいますが、そのためには高い能力・スキルが必要であり、すべての人がそういうわけにはいきません。ではリタイア後に何をするのか。とよぴ~さんが指摘するように「現役世代のうちから「何かしたい!」と思えるような趣味を見つけること」ができないと、意外と寂しい老後になってしまうような気がします。じつは私も将来、仕事が落ち着いたらやりたいことがあります。
2017年8月5日

GPIFの2017年4~6月の運用成績は+3.54%―気になる国内債券への投資動向



定例の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)ウオッチです。2017年第1四半期(4~6月)の期間収益率は+3.54%、帳簿上の運用益は+5兆1153億円、市場運用開始来の収益率は年率3.07%となりました。これにより運用資産額は149兆1987億円となります。なお、今回から金額ではなく収益率を中心に記述することにしました。金額の多寡で一喜一憂するよりも、運用状態の実態を表していると考えるからです。

平成29年度第1四半期運用状況(GPIF)

四半期ベースでは4期連続でプラス収益となり、順調な運用が続いています。4~6月は世界的に株式が堅調に推移し、収益を押し上げた形です。また、円安基調が続いたことで外国債券もプラス収益に貢献しています。一方、国内債券への投資は収益率-0.01%で14億円の損失です。何度も指摘していますが現在のような歴史的な債券価格高・低金利の状態では、国内債券は決して安全資産ではありません。その意味でGPIFの現在の資産配分を見ても国内債券投資への迷いが感じられ、今後の動向が気になるところです。
2017年8月3日

個人投資家にも素敵女子が増えている―「相互リンク&お勧めブログ一覧」に追加しました



昔は“個人投資家”と言えば(私自身を含めて)“キモいオッサン”と相場が決まっていたのですが、最近では“素敵女子”が凄い勢いで増えいるような気がします。たまにオフ会などに参加すると、やたらと女子率が高いときがあって、女性に対してコミュ障の私なんかはドキドキしてしまうくらい。先月も「インデックス投資ナイト2017」や、その前に開催されたオフ会に参加したときに何人かの女性投資ブロガーさんと知り合えたのですが、いずれも素敵な女性ばかりで驚きました。そこで久しぶりにブログを整備して、「相互リンク&お勧めブログ一覧」に追加させていただきました。いずれも素敵で立派なブログですので、読んでいて勉強になります。
2017年8月1日

「EXE-i」シリーズの第4期運用報告書を読む―海外ETFを活用した低コストは魅力的



私は基本的に低コストなインデックスファンドを活用して国際分散投資を実践しているわけですが、保有するファンドの中には、いくつか地味だけれどもお気に入りともいえるファンドがあります。そのひとつがSBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)プランで保有している「EXE-i」シリーズです。海外ETFに投資するファンド・オブ・ファンズ(FoF)なので純粋なインデックスファンドではありませんが、海外ETFを活用することで低コストなパッシブン運用を可能にしたファンドです。このほど第4期(2016年5月13日~2017年5月12日)の運用報告書が出たので、騰落率や実質コストを確認します。

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