2017年8月29日

楽天証券を使っているインデックス投資家のメインカードは楽天カードで決まりだね



すでに何人ものブロガーさんが報告していますが、楽天証券が8月26日から投資信託を楽天スーパーポイントで購入できる制度をスタートさせました。業界初の試みです。

業界初!投資信託ポイント買付サービス!(楽天証券)

とにかく楽天経済圏ですべてを取り込んでしまおうという企業戦略が徹底していて感心します。こうなると楽天証券を使っているインデックス投資家は、いかに効率よく楽天スーパーポイントを貯めるかが重要になります。ずばり、クレジットカードもメインカードは楽天カードで決まりではないでしょうか。

私は楽天証券に口座を持っていない上に、あまり楽天のサービスは使わないので、今回の楽天証券の取り組みに対して蚊帳の外です。ただ、相互リンクいただいているなるたさんが、さっそくサービスを試してくれています。

楽天証券は投資信託をポイントで買えるので試してみた。(低コストの投資信託で資産形成 | LoLo Investors)

実に便利ですね。しかも楽天証券は現在、投資信託の最低買付金額が100円からですから楽天スーパーポイントで購入するのにちょうどいいわけです。

なるたくさんが指摘しているように、この制度を使ってインデックスファンドを買えば、普段の買い物などを通じて貯まった楽天スーパーポイントを世界中の株式や債券に交換できるわけですから、よく考えると凄いことです。実際に楽天のサービスをよく使う人なら、楽天ポイントってけっこう貯まりますよね。私はSBI証券をメインに使っているので、楽天証券を使っているインデックス投資家さんがちょっとうらやましいです。

こうなると、楽天証券を使っているインデックス投資家は、できるだけ効率よく楽天スーパーポイントを貯めたくなるのでは。だったら、メインのクレジットカードを楽天カードにしてみてはいかがでしょう。これならカードを使うだけで還元率1%で楽天スーパーポイントが貯まります(割り増しポイントは期間限定ポイントなので投資信託購入には使えません)。

例えば私は楽天カードは使っていませんが、会社から交通費が現金で支給されているにもかかわらず通勤定期を自分のクレジットカードで購入し、海外出張時にも経費支払いをクレジットカードで立て替えることで、けっこうなポイント数をタダ取りしています。これを楽天カードでやって投資信託を買えば、それこそ無から有を生じさせることになりウハウハです。あと、光熱費や通信費など必要経費もクレジットカードで支払って、やっぱりポイントを投資信託に変えれば面白い。

クレジットカード戦略と言えば、かつてはポイント高還元率カードをフューチャーするのが主流だったわけですが、最近は低金利によるカード会社の収益性低下もあって高還元率カードの改悪が相次いでいます。結局、単純に高還元率をうたうだけのビジネスモデルは持続性がないのです。高還元率カードを求めて彷徨い歩くポイント浪人になるくらいなら、少なくとも楽天証券を使っているインデックス投資家のメインカードは楽天カードで決まりでしょう。還元率1%も決して悪い数字ではありません。

あるいは海外旅行によく行く人や海外出張の多い人なら、年会費1万円(税抜)かかりますが、楽天プレミアムカードを選んでも悪くありません。海外の空港ラウンジが無料で使えるプライオリティパスが付帯するので、年会費を払っても十分にペイする可能性があるのです。
【関連記事】
プライオリティパスがあれば長時間のトランジット待ち時間も快適に過ごせる

ただし、楽天カードには弱点もある。それは、

名前と券面がカッコ悪く、存在自体がちょっと恥ずかしい

ということ。この点に関して面白いブログ記事がありました。

現役公務員がゴールドカードの魅力を語る。年会費1万円は安いと思え。(伴 OFFICIAL BLOG)

こういう感覚、よく分かるわ。やっぱクレジットカードってステータスというか、ある種の信用を表すものだからね。ちなみに私は格安プラチナカードである三菱UFJニコスのMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを愛用しています。

これさえ気にしなければ、楽天証券を使っているインデックス投資家にとってメインカードは楽天カードか楽天プレミアムカードで決まりでしょう。これをメインにガンガン回して楽天スーパーポイントを稼ぎ、投資信託に変えてしまう。でも、女の子の前とかで楽天カードを出すのがちょっと恥ずかしい場合は、いざという時のために三井住友VISAカードやMUFJカード、JCBカードなどプロパーカードを持っておきましょうという話でした。
(今回は楽天スーパーポイントが使えないSBI証券ユーザーの僻みもちょっと入った記事です。)

【追記】
2018年10月27日からは楽天証券で投資信託の積み立てを楽天カードで決済すると、月額最高5万円までカード決済額の1%分の楽天スーパーポイントが付与されるという凄いサービスが始まります。

投信積立で楽天カード決済が可能に!2018年10月27日スタート!

これなら年間最大6000円相当のポイントがもらえるわけですから、楽天証券で積み立て投資をしている人なら年会費無料の楽天カードで投信積立のポイント稼ぐだけでなく、楽天プレミアムカードの年会費負担を実質半額以下にすることもできます。楽天プレミアムカードを所有して年会費を節約しながらプライオリティパスのようなベネフィットを享受するのも面白いのでは。

【ご参考】
楽天証券、楽天カードはいずれもネットから簡単に申し込めます。⇒楽天証券
楽天プレミアムカード楽天カード

関連コンテンツ