サイト内検索
ラベル 8.我楽多手帖(雑感集) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 8.我楽多手帖(雑感集) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
2025年4月6日

「いつの間にか富裕層」になる理由

 

野村総研が2年ごとに調査している「日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模」の最新版が出ています。


既にニュースなどで話題になっていますが、2023年段階で「富裕層・準富裕層」が2005年以降最多となったそうです。とくに注目なのは、近年の株式相場の上昇を受け、運用資産が急増したため「いつの間にか富裕層」となった一般生活者の存在。でも、ここでよく考えないといけないのは、そういった人が「いつの間にか富裕層」となったのは、なにも近年の株式相場上昇だけが理由ではないということです。

2025年2月18日

GPIFの2024年10~12月の運用成績は+4.31%―年金積立金の役割とは

 

妻の出産などで忙しく、ほとんどニュースを追えていなかったのでいまさらですが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2024年度第3四半期(10~12月)運用状況が発表されたので定例ウオッチです。2024年10~12月の期間収益率は+4.31%、帳簿上の運用損益はプラス10兆7032億円でした。市場運用開始来の収益率は年率+4.4%となり、運用資産額は258兆6936億円となりました。


前四半期(7~9月)は騰落率にして-3.57%、損益額でマイナス9兆1277億円の実績でしたが、次の四半期できっちりと取返した形です。

2025年2月5日

【ご報告】次女が無事に生まれました―新しい家族のためにも頑張ります

 

突然ですが、このほど次女が生まれました。さすがに2人目なので夫婦ともに長女の出産のときのようなバタバタ感はなかったですが、それでもやっぱり生まれた瞬間は嬉しさ爆発です。生まれてきた娘と、妻に感謝しながら、新しい家族のためにも頑張りたいと思います。
2024年12月31日

今年もお世話になりました―2024年にPVの多かった記事トップ5

 

いよいよ2024年も大晦日を迎えました。いろいろあった年ですが、家族ともども無事に過ごすことができました。娘も3歳になり、最近では悪さばかりするようになり、ますます目が離せなくなっています。おかげでブログの更新頻度はすっかり下がってしまったのですが、それでも細々ながら続けることができています。読者の皆さんには、今年もお世話になりました。そこで2024年にPVの多かった記事5つを紹介します。
2024年12月10日

野村證券からお詫びの手紙が来ました―ルフィ事件と同類にまで堕ちた日本の証券マン

 

帰宅して郵便受けを見ると、野村證券から「大切なお知らせです」と朱書きされた封書が届いていました。なんだこれはと思って開封してビックリ。「弊社元従業員の逮捕に関するお詫びとご確認のお願い」と題した手紙でした。10月に野村證券の営業マンが顧客に対する殺人強盗未遂・現住建造物等放火の容疑で逮捕されたこと(「当社元社員の逮捕について」野村證券)への釈明です。まったく前代未聞の不祥事で、野村證券の信用は地に落ちたと思います。
2024年11月7日

GPIFの2024年7~9月の運用成績は-3.57%―意外と世間の反応は冷静

 

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2024年度第2四半期(7~9月)運用状況が発表されたので定例ウオッチです。2024年7~9月の期間収益率は-3.57%、帳簿上の運用損益はマイナス9兆1277億円でした。市場運用開始来の収益率は年率+4.26%となり、運用資産額は248兆2274億円となっています。


7月に日銀が政策金利を引き上げたことをきっかけに日本株が大幅下落となり、円高傾向となったことで外国株も円換算価格が下落しました。ほぼ予想通りの結果ですが、意外と世間の反応は冷静だったという印象です。
2024年9月17日

GPIFの2024年4~6月の運用成績は+3.65%―注目は次の7~9月の結果に対する世の中の反応

 

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2024年度第1四半期(4~6月)運用状況が発表されたので定例ウオッチです。2024年4~6月の期間収益率は+3.65%、帳簿上の運用損益はプラス8兆9732億円でした。市場運用開始来の収益率は年率+4.47%となり、運用資産額は254兆7027億円となっています。


堅調な相場を背景に4~6月も資産を大幅に増やし、運用資産額は過去最高を更新しています。ただ、問題は次の7~9月の結果でしょう。恐らくかなりのマイナスとなることが予想されるだけに、世の中がどのような反応を示すか注意が必要です。
2024年8月16日

ばいきんまんに感動した


お盆休みもほぼ終わりです。娘が生まれてからは夫婦双方の実家に娘を連れて行かないといけないので、お盆休みも結構忙しいのでした。そんな中、15日は家族サービスで娘と劇場版アンパンマン「それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン」を観に行きました。娘も楽しんでいたようですが、それ以上に親の私が見入ってしまいました。とくに、ばいきんまんに感動です。
2024年7月29日

あっという間に準富裕層から転落―今月の積立投資(2024年7月NISA口座・特定口座)

 

7月の積立投資の定例報告です。7月は前半の好調な相場に支えられ、保有金融資産の評価額は過去最高を更新していたのですが、後半からの円高と株価下落の影響を大きく受けました。じつは今月、はじめて保有金融資産の評価額が5000万円を超えて、いわゆる“準富裕層”になったのですが、わずか数週間で陥落してしまいました。
2024年7月7日

GPIFの2023年度運用実績は+22.67%―インフレ、円安に負けない国際分散投資

 

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2023年度(23年4月~24年3月)の運用実績が発表されましたので定例ウオッチです。期間収益率は+22.67%、評価上の収益額は45兆4153億円となりました。過去最高の期間収益率です(大ニュースだと思いますが、なぜかメディアはあまり報じませんね)。これにより運用資産総額も245兆9815億円となり、こちらも過去最高を更新しています。詳細は業務概況書で確認できます。


日本株を中心とした好調な相場に支えられ、素晴らしい成績となりました。今回、GPIFの運用成績を見て改めて感じたのは、インフレや円安に負けない国際分散投資の威力です。
2024年7月3日

英国は賢い―ESGと防衛産業

 

近年、投資判断の基準にESG(環境、社会、ガバナンス)を組み込む考え方が強まりました。この時に話題になるのが防衛産業の取り扱いです。はたして防衛産業はESGに当てはまるのか。この問題に対して英国の財務省と投資協会が「経営が順調で優良かつ高品質な製品を供給している防衛産業への投資は、ESGにおいて考慮すべき事項と両立するものである」との声明を発表したそうです。あいかわらず英国は賢いと思いました。
2024年6月9日

中野さんが何を話すのかが気になる―7月6日にインデックス投資ナイト2024

 

年に1度のインデックス投資家によるお祭り「インデックス投資ナイト」が今年も開催されます。プログラムも発表され、チケット販売も始まりました。


今回も興味深いプログラムが並んでいますが、とくに注目しているの第三部の「30年後もインデックス投資で勝てるのか? -長期投資を続ける秘策と落とし穴について大討論!-」。なかのアセットマネジメントを立ち上げた中野晴啓さんが何を話すのかが気になります。
2024年6月2日

円安の要因は「米国の国家戦略」

 

あいかわらず円安が続いています。このため最近では円安の弊害を指摘する声が大きくなってきました。そうした中、ちょっと面白い分析を見つけました。楽観派アナリストの最右翼である武者陵司先生です。


武者先生曰く、現在の円安は「覇権国米国の国家戦略遂行の手段」だというのです。
2024年5月2日

今年もメーデーのデモに参加

 

5月1日はメーデーということで、今年も組合休暇を取得してデモ行進に参加しました。あいにくの雨模様で参加者は例年夜少し少なかったですが、今回も同業者の組合で組織する地域産別労組協議会でデモ後に懇親会も開き、いろいろと情報交換をしています。
2024年4月29日

久しぶりに海外空港ラウンジを無料で使えるプライオリティパスが大活躍

 

久しぶりの海外出張となったドイツ・フランクフルトから無事に帰国しました。今回はドバイ経由だったのでフライト時間はトランジットの待ち時間を加えると約20時間(冒頭の写真は飛行機のタラップを降りるときに見えたドバイの日の出)。エコノミークラスしか使えない貧乏サラリーマンには辛い行程です。こんな時に活躍するのが海外空港ラウンジを無料で使えるプライオリティパスです。私はメインカードに使っているクレジットカードに無料付帯しているので、久しぶりに威力を発揮しました。
2024年4月26日

久しぶりの海外出張でドイツ・フランクフルトに

 

久しぶりの海外出張でドイツ・フランクフルトにきています(冒頭の写真はフランクフルト中央駅)。海外出張自体が久しぶりですが、欧州だと2015年以来。やっぱり海外に行くと、いろんな意味で刺激があって面白いのです。
2024年4月7日

なんとか賃上げを勝ち取ったけれど

 

昨年から勤務先の労働組合で委員長を務めています(その経緯は以前にブログで書きました:「只今、賃上げ闘争中」)。ようやく春闘も終わり、なんとか今年も賃上げを勝ち取ることができました。ただ、現実は厳しく、内容は全く不十分な結果となりました。
2024年3月4日

確定申告からパスポート申請まで―マイナポータルが便利過ぎる


毎年、ギリギリにならないとやらない確定申告ですが、なんとか今年も完了しました。今年は初めてマイナポータルの機能を使ってe-TAXによる完全オンライン申告に挑戦したのですが、これがあまりに便利なのでちょっと感動しました。マイナンバー制度に対してはいろいろな意見がありますが、少なくとも利便性は格段に向上しています。
2024年2月5日

GPIFの2023年10~12月の運用成績は+2.62%―すべての資産カテゴリーがプラスリターン

 

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2023年度第3四半期(2023年10~12月)運用状況が発表されたので定例ウオッチです。2023年10~12月の期間収益率は+2.62%、帳簿上の運用損益はプラス5兆7287億円でした。市場運用開始来の収益率は年率+3.99%となり、運用資産額は224兆7025億円となっています。


第2四半期は、わずかにマイナスリターンでしたが、第3四半期は一転して堅調な運用となりました。
2024年1月7日

追悼 山崎元さんと大江英樹さん―個人投資家に寄り添った言説に勇気づけられた

 

経済評論家の山崎元さんと大江英樹さんが、奇しくも同じ1月1日に逝去された。御二人とも闘病中だということは知っていましたが、それでも突然の悲報に言葉もありません。個人投資家に寄り添った言説に勇気づけられたのは私だけではないでしょう。

関連コンテンツ