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2019年9月2日

相場のことなど忘れてねこちゃんのかわいさに癒される



先日、妻と二人で「ねこがかわいいだけ展」を観に行きました。ねこ大好き人間としては悶絶しそうな写真ばかりで至福の時間でした。相場についてグダグダ悩んでいるぐらいな、それこそ相場のことなど忘れてねこちゃんのかわいさに癒される方が、私にとってはよほど意義のある時間の使い方なのです。
2019年8月30日

初心者が養分にされた仮想通貨投資



最近はすっかり仮想通貨(暗号通貨)の話を聞かなくなりました。一時の盛り上がりは何だったのかと思ってしまいます。その仮想通貨投資ですが、なかなか厳しい現実が分かる記事が出ていました。

仮想通貨投資の勝率は3割 半数が元手1000万円以上(NIKKEI STYLE)

結局、若い投資初心者が養分にされてしまいました。やはり投機的な運用の世界は厳しいのです。
2019年8月14日

為替ヘッジコストにご用心―お盆休みの帰省組も参加して恒例の関西インデックス投資オフ会



お盆休み恒例となっている関西インデックス投資オフ会に参加しました。関東から帰省中のkenzさんとリバモさんが参加し、ちょっとした東西交流となりました。普段は雑談的な話題が多いのですが、今回はちょっと投資関連の話が多めだったかも。とくに盛り上がったのが「為替ヘッジコストにご用心」という話です。
2019年8月5日

GPIFの2019年4~6月の運用成績は+0.16%―国内株式低迷も分散投資で持ちこたえる



年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2019年度第1四半期(4~6月)運用状況が発表されましたので定例ウオッチです。4~6月の期間収益率+0.16%、帳簿上の運用益は+2569億円でした。市場運用開始来の収益率は年率+3.00%となり、運用資産額は159兆2133億円となりました。

2019年度第1四半期運用状況(速報)(GPIF)

決して好調とは言えない市場環境に中で踏みとどまったという印象です。やはり国際分散投資の堅実さは健在です。
2019年7月28日

米国株の時代が終わり、新興国株・欧州株・日本株の時代が始まる



過去10年以上にわたって世界の株式市場において素晴らしいパフォーマンスを続けてきたのが米国株でした。このため最近では“米国株にさえ投資すれば大丈夫”と言った見方も登場してきたわけです。ところが、ここにきて風向きが変わるのではないかという予想も登場しています。例えばピクテ・グループがこのほど発表した今後5年間の市場見通しでは、米国株の時代が終焉したと分析しています。変わって大きなリターンが期待できるのが新興国株と欧州株、そして日本株だそうです。
2019年7月16日

「年金保険料を払うくらいなら貯金したほうがマシ」と考える程度のリテラシーしかない人のために公的年金はある



公的年金が話題になると、すぐに「年金なんてどうせもらえない」「年金の保険料を払うくらいなら貯金したほうがマシ」といったことを主張する人がいます。本人たちは意識高い系のつもりのなのでしょうが、公的年金制度についてちょっとは勉強している人から見れば“傍ら痛し”としか言いようがありません。そして、実際に年金保険料を払っていなかった人がどういった末路を迎えているのかを紹介する記事が出ていました。

「年金なんてどうせもらえない」と未納を続けた49歳男性に残された道(ダイヤモンド・オンライン)

じつに皮肉なことですが、「年金保険料を払うくらいなら貯金したほうがマシ」と考える程度のリテラシーしかない人のためにこそ公的年金という制度があるのです。
2019年7月15日

サイコパス集団になっている日本の金融機関―かんぽ生命に見る異常な営業体質



日本の金融機関の不祥事が止まりません。野村證券は2019年に入ってから既に5人の逮捕者を出し、さらに元社員と現職社員による詐欺疑惑が浮上しました。また、ジブラルタ生命では営業マンが顧客からの保険料6600万円を着服する事件が発生しています。そして超弩級の事件となりそうなのが、かんぽ生命による保険の不正販売事件です。

かんぽ生命 一時的に無保険4・7万件 金融庁、改善命令検討(産経新聞)

あきらかに日本の金融機関はおかしくなっている。これだけ不祥事が相次ぐと、もはや不正を働いた従業員個人の問題とは思えないのです。日本の金融機関が一種の“犯罪集団”と化す構造的な要因があるのではないでしょうか。そう考えていたところ、まさにその印象を確信に変えるような報道が目に入ってきました。いまや日本の金融機関はサイコパス集団になっている可能性があるのです。
2019年7月12日

米国株式の最低取引手数料は廃止の時代に



マネックス証券が7月8日から米国株式の最低取引手数料を従来の5ドルから0.1ドルに引き下げたことが導火線となり、楽天証券とSBI証券も加わって手数料引き下げ戦争が勃発しました。連日の値下げ発表が続き、結局は3社とも最低取引手数料を廃止することに。

米国株式最低手数料を0ドルに引き下げ!(2019/7/22(月)~予定)(SBI証券)
【米国株式】最低取引手数料を「無料」に引き下げ(7/22~)(楽天証券)
米国株の最低取引手数料を無料へ!(マネックス証券)

ネット証券3社による競争で個人投資家にとっての投資環境がますます整備されるというありがたい展開です。最低取引手数料が廃止されたことで今後、米国株や海外ETFへの投資の利便性が一段と高まりそうです。
2019年7月6日

GPIFの2018 年度運用実績は+1.52%に―国際分散投資の勝利



年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2018年度(18年4月~19年3月)の運用実績が発表されました。GPIFの運用は大きくマイナスになったときは一般メディアでも大きく報道されて不当な批判を受けるケースが多いので、せめてこのブログでは定例ウオッチによって運用の全体像を正確に発信したいと思います。GPIFの2018年度の収益率は+1.52%、収益額は2兆3795億円でした。詳細は業務概況書で確認できます。

「2018(平成30)年度業務概況書」(GPIF)

18年度は第3四半期(18年10~12月)に世界的な株価下落で約15兆円ものマイナスを記録したことでGPIFの運用を批判する人もいたわけですが、なんのことはない。第4四半期(19年1~3月)の株価回復で年度を締めてみればプラスリターンとなりました。まさに運用において短期的な収益変動に一喜一憂することの愚かさを思い知らせてくれます。そして、この運用を支えているのがポートフォリオの資産配分。まさに国際分散投資の勝利と言えるでしょう結果でした。
2019年6月22日

金融機関の振る舞いが日本人の資産形成を遅らせている



金融庁が発表した報告書「高齢社会における資産形成・管理」は、不幸なことに趣旨の前提条件を説明した部分だけが“老後資金2000万円”問題としてクローズアップされてしまったことで、報告書をまとめた有識者が最も真剣に議論したことが世の中に伝わらないという残念な結果となりました。この報告書の主題は、タイトルが示すように高齢化社会において資産形成・管理はどうあるべきか、それを支えるプラットフォームである金融機関はどうあるべきかを問うているのです。なぜそのようなことを金融庁と有識者は議論したのか。それは、金融機関の振る舞い自体が日本人の資産形成を遅らせているという極めて厳しい現状認識があるからにほかなりません。そしてそれは決して金融庁や有識者の勇み足ではありません。実際に日本の金融機関は倫理観が磨滅してるのではないかと思わせるような実態があるのです。
2019年6月12日

金融庁の「高齢社会における資産形成・管理」報告書が本当に伝えたかったこと



金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」がまとめた報告書「高齢社会における資産形成・管理」に端を発する騒動は、完全に政治問題になってしまいました。7月に参議院選挙が控えていることもあり、野党はこれを「公的年金破綻論」の証拠として政府批判の材料に利用しています。政府・与党の対応も因循姑息の極みで、諮問した当事者である麻生太郎財務大臣が報告書の受領を拒否すると発言するなど無茶苦茶です。もはや誰も報告書そのものを読もうともしないし、報告書作成のために議論した民間有識者の真摯な思いを想像することすらしようとしません。本当に情けないことです。だからこそ、少しでもいいから報告書が本当に伝えたかったことをネット上に残しておきたいと思います。
2019年6月11日

公的医療保険の高額療養費制度の威力は絶大だった



このほど胆石性胆嚢炎の治療で入院・手術したわけですが、どれくらい費用がかかったのかも気になるところでしょう。さすがに入院・手術となるとそれなりに医療費が大きくなってくるからです。そして、ここで効果を発揮するのが公的医療保険(健康保険や国民健康保険)の高額療養費制度。実際に自分が適用を受けてみて、その威力が絶大なのを実感します。
2019年6月10日

無事に手術が成功し、退院しました



胆石性胆嚢炎の手術のため入院していましたが、無事に手術も終わりました。胆石除去のために胆嚢を摘出したのですが、手術から3日後には退院しました。腹腔鏡手術というのは凄いものですね。まだ若干の痛みはあるものの、傷口もすっかりふさがって普通に日常生活を送ることができています。しばらくは自宅でゴロゴロしながら養生することになっているのですが、やることもなく暇なのでさっそくブログ再開です。
2019年6月6日

入院・手術するのでしばらくブログ更新はお休みです



先日、ブログでも書きましたが胆石性胆嚢炎になってしまいました。疝痛発作を起こす頻度も高まっており、やはり外科手術で胆嚢ごと胆石を切除しないと完治しないということに。今日から入院し、明日には腹腔鏡手術を受けます。
2019年6月3日

他者と語り合うことの大切さ―「インデックス投資ナイト2019」のプログラム内容が発表



年に1度のインデックス投資家によるお祭り「インデックス投資ナイト2019」(日時:7月6日、会場:東京カルチャーカルチャー)のプログラム内容が発表されました。

インデックス投資ナイト2019 プログラム内容のお知らせ(「インデックス投資ナイト」公式サイト)

今回も非常に面白そうな内容です。また、プログラム内容だけでなく、インデックス投資を実践している個人投資家が一堂に会して語り合う機会としても非常に貴重なイベントでしょう。私も過去に何回か参加し、登壇したことがありますが、いずれも貴重な経験になりました。なので、ぜひ多くの人に参加して欲しいと思います。
2019年5月21日

金は貯まらないのに石は溜まった―胆石症(胆嚢結石)で手術することになりました



先日、上腹部に猛烈な痛みを感じ、慌てて病院に行ってきました。診断の結果は胆石症(胆嚢結石)による発作でした。残念なことに内科的な処置では完治しないため、手術が必要ということに。40歳を超えた頃から体調不良が増えてきたのですが、さすがに手術が必要というのはショックです。金はぜんぜん貯まらないのに、石が溜まるとは。ほんま、石はいらんわ、石は。
2019年5月17日

大手銀行によるイカサマFXに制裁金1310億円―短期売買による投資が個人投資家にとって不利な理由



ブルームバーグによると、欧州連合(EU)は大手銀行5行に対して不正な外国為替取引(FX)で共謀したとして、計10億7000万ユーロ(約1310億円)の制裁金を課したそうです。

シティやJPM、MUFGなど5行にEUが制裁金1310億円-FX共謀(ブルームバーグ)

制裁金を課された5行のほかに2行も共謀していたということですから、まったくふざけた話です。こういったプロによるイカサマが横行するから、FXに限らず短期売買による投資は個人投資家にとって不利なのだということを改めて感じさせます。
2019年5月7日

GW後半は実家に置いたままの蔵書の整理に明け暮れました



今年のゴールデンウィークは天皇陛下の即位などもあって怒涛の10連休だったわけですが、それもついに終わってしまいました。前半こそ夫婦そろって妻の実家に行ったり、二人で百貨店に買い物に行ったりとそれなりに休日らしい過ごし方ができたのですが、後半は私一人で自分の実家に日参でした。実家の自室に蔵書を置いたままにしているのですが、両親から「いい加減に整理しろ」とのお達しが。しかし妻からは「新居に余計な本は持ってこないで」との命令も。数百冊(古雑誌を加えると千冊近くになる)にも上る蔵書をどうすべきか、途方に暮れているのです。
2019年5月3日

平成最後の関西インデックス投資オフ会です



先日、ゴールデンウィーク恒例の関西インデックス投資オフ会に参加しました。今回も関西以外から帰省中のkenzさんとアル・パカオ さん、関西派の準メンバーともいえるリバモさんが加わり、総勢10人の盛会です。皆さんから結婚のお祝いの言葉もたくさんいただきました。どうもありがとうございます。おかげで投資の話題だけでなく、経験豊富なお姉様たちと料理・家事談義で盛り上がったのでした。
2019年5月1日

「令和」時代始まる―次は日本国民が時代の変化に追いつく時代に



「平成」が終わり、「令和」時代が始まりました。一抹の寂しさとともに、新時代に向けたワクワク感があります。新しく始まった「令和」時代は、どういった時代になるのでしょうか。ひとつだけ言えることは、今後も世界と日本は大きく変化していくということでしょう。平成時代も世界と日本は大きく変化しました。しかし、その変化に日本国民が追いつけなかったのも平成という時代だったように感じます。だからこそ令和時代は日本国民が時代の変化に追いつく時代になって欲しいと思うのです。

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