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2024年8月31日

押し目買いが大成功―今月の積立投資(2024年8月NISA口座・特定口座)

 

8月の積立投資の定例報告です。8月は月初の大暴落がありましたが、積立はいつも通り自動で行いましたが、ちょっと個別株をNISA口座の成長投資枠でスポット購入しました。その後、株価は旧回復しており、いまのところ押し目買いは大成功です。インデックスファンドは淡々と積立投資し、個別株は安いところで拾うという投資戦略を実践しています。

8月に購入したのはいつも通り以下のファンドです。このうち、「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックス」はVポイントを使っての少額購入。以前からやっている「クレカのポイントで世界の不動産に投資する」という夢のある企画です。

【NISA口座(つみたて投資枠)】
「〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.0899% 信託財産留保額:なし)
【NISA口座(成長投資枠)】
クラレ(3405)
【特定口座】
「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックス」
(信託報酬:税抜0.27% 信託財産留保額:なし)

積立投資はいつも通りですが、8月は新NISA口座を開設してから初めて成長投資枠を使って久しぶりに個別株を買いました。個別株ポートフォリオの主力銘柄のひとつであるクラレを買い増しです。月初は1800円を超えていた株価が8月5日の大暴落で一時は1500円を割り込むところまで下落しました。これは安いということで、急遽スポット買いしたわけです。

その後、株価は順調に回復し、31日には1900円を超えました。いまのところ押し目買いは大成功です。やはり個別株は普段から狙っている銘柄が安くなったタイミングで買うのが面白い。基本的に慌てないことが大切です。心配しないでも、株式市場というのはだいたい1年に1、2回は“何とかショック”と呼ばれる大幅な下げ局面がある(これは澤上篤人さんに教えてもらいました)ので、そこで拾えばいいわけです。大切なのは、その企業に対して自分なりの価値評価ができていること。それができていれば、だんだんと株価が割高か割安か分かってきます。これが個別株投資の楽しみなのです。

それにしても5日の大暴落は、まさにパニック相場といった様相でした。投げ売りした投資家も多かったのでしょう。しかし、投げ売りができる(=売買が成立する)ということは、その反対側に私のように押し目買いに動いた投資家がいたわけです。そして株価が回復した際には、見事に“富の移転”が起こっている。ここに株式投資の厳しい現実があるのです。
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