娘も生後8か月となり、元気に保育所に通っています。まだハイハイはできませんが、ズリ這いは盛んになっていて、すぐに動き回るの目が離せません。おかげでプライベートの時間が激減しており、ブログ更新も休みがちに。それでも積立投資は自動化されているので、いつも通りい約定しています。SBI証券で運用している個人型確定拠出年金(iDeCo)もそのひとつです。
7月(6月拠出分)にSBI証券のiDeCoオリジナルプランで買付けたファンド・商品は以下の通りです(カッコ内は信託報酬)。いつも通りのポートフォリオとなっています。
【個人型確定拠出年金(SBI証券iDeCoオリジナルプラン)】
「三井住友・DCつみたてNISA・日本株式インデックスファンド」(0.16%)
「DCニッセイ外国株式インデックス」(0.189%)
「EXE-i新興国株式ファンド」(0.23%+投資対象ETF信託報酬0.1085%程度)
「EXE-iグローバル中小型株式ファンド」(0.23%+投資対象ETF信託報酬0.058%程度)
「野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)」(0.14%)
「三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド」(0.34%)
「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」(0.27%以内)
「あおぞらDC定期」
累積損益率は7月22日段階で+39.2%となりました。ここにきてやや株価も持ち直していることに加えて、やはり円安の効果が大きいです。国際分散投資の威力と言うことができるでしょう。
さて、iDeCoへの拠出を始めてから今年でちょうど10年目となります。毎月コツコツと拠出を続けてきたことで、それなりにまとまった金額になってきました。その間、生活も大きく変わりました、まずは結婚したこと、そして娘が生まれたことです。
子供を持って改めて実感することも多い。そのひとつが、「子供のためにも自分の老後資金は自分で用意したい」ということです。高齢になってお金に困り、子供に迷惑をかけるなようなことはご免こうむりたい。子供には稼いだお金を親ではなく自分と自分の子供のために使って欲しいのです。
こういった感覚は、それこそ独身時代は理屈としては分かっていたけど、実感としては弱かった。ところが実際に子供が生まれると、恐ろしいまでに実感として迫ってきます。そして、やっぱりiDeCoに加入して良かった改めて感じています。
【ご参考】
iDeCoに加入する場合、金融機関によって手数料や商品ラインアップが異なることに注意が必要です。現在、iDeCoプランの選択肢としてお薦めなのは運営管理手数料が無条件無料で低コストインデックスファンドをそろえるSBI証券セレクトプラン、楽天証券、マネックス証券、松井証券、イオン銀行です。iDeCoへの加入を検討している人は、これら金融機関のプランを研究することをお勧めします。いずれもネットから無料で資料請求できます。⇒SBI証券確定拠出年金プラン、楽天証券確定拠出年金プラン 、マネックス証券確定拠出年金プラン 、松井証券確定拠出年金プラン 、イオン銀行確定拠出年金プラン
iDeCoは公的年金を補完する制度ですから、これを活用する前提として日本の公的年金制度について勉強することを強くお勧めします。この点に関しては、権丈善一先生の『ちょっと気になる社会保障』が最良にして必読の入門書です。このほど、三訂版『ちょっと気になる社会保障 V3』が刊行されました。また、iDeCoも含めて現在の公的年金制度を徹底的に利用するための戦略書として田村正之さんの『人生100年時代の年金戦略』が非常に網羅的にまとめられていてお勧めです。家計管理から貯蓄・投資、公的年金やiDeCo・つみたてNISA活用までトータルに解説している竹川美奈子さんの『50歳から始める! 老後のお金の不安がなくなる本』も老後資金について“自分ごと”として考えるための方法論を丁寧かつ詳細に論じた優れた入門書です。
iDeCoは制度がやや複雑なので加入を検討する場合は解説書を読んで研究することもお勧めします。大江英樹さんの『はじめての確定拠出年金投資』、山崎元さんの『確定拠出年金の教科書』『シンプルにわかる確定拠出年金』、田村正之さんの『はじめての確定拠出年金』などが優れた解説書ですが、最新の制度改正にも対応した入門書として竹川美奈子さんの『[改訂新版]一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』と大江加代さんの『最強の老後資産づくり iDeCoのトリセツ 2022年施行 法改正完全対応版』を挙げておきます。