サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2024年4月次運用報告書が出ていたので定例ウオッチです。4月の騰落率は-3.54%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は-0.91%でした。純資産残高は4月30日段階で1765億円(前月は1824億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は8585億円(前月は8905億円)となりました。前月まで好調な成績が続いていましたが、4月は参考指数に対して大負けです。せめて今後に向けた仕込み時としてもらいたいものです。
4月は国内株は利益確定売りで軟調となり、米国株もインフレ傾向が意外と強く、利下げへの期待がしぼんだことでジリ安となりました。こうした中、ひふみ投信が保有している米国株が大きく下げたことで、4月は参考指数に対して大きくアンダーパフォームする結果となっています。
残念な結果となった4月ですが、せめてこれを仕込みの好機としてもらいたいところです。最高投資責任者の藤野英人さんによると「は下落率の高いAIや半導体関連企業を買い増しするとともに、これから成長性が高いと思われる割安高成長株や中小型株の比率を若干引き上げました」とのこと。ぜひその成果に期待したいと思います。