2023年12月26日

2023年の投資納め―今月の積立投資(2023年12月特定口座)

 

いよいよ年の瀬も迫ってきました。今年は27日が仕事納めなのですが、一足先に投資納めです。今月もいつも通り積立を実践しましたが、おそらく特定口座での積立は今回が最後になります。2024年からは新NISAを使い、新たな積立を開始する予定です。

今月買付けたファンドは以下の通りです。いつもと変わりありません。

【特定口座(SBI証券)】
「ニッセイ日経225インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.25% 信託財産留保額:なし)
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.093% 信託財産留保額:なし)
「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」
(信託報酬:税抜0.17% 信託財産留保額:なし)
「Funds-i新興国債券・為替ヘッジ型」
(信託報酬:税抜0.6% 信託財産留保額:0.3%)
「世界経済インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.1%)
「iTrust世界株式」
(信託報酬:税抜0.89% 信託財産留保額:なし)

ここ数年は変わらぬ面子で積立を継続してきました。一見して分かるように旧時代のポートフォリオですが、大きく変更するのが面倒なので昔ながらの商品もいくつか購入し続けたわけです。ただ、2024年からは新NISAを使っての積立投資を始めるので、購入するファンドは大胆に変更する予定です。どういった顔ぶれになるかは、いずれ報告することになるでしょう。

また、新NISAでは現行の「ついたてNISA」と「一般NISA」がそれぞれ「つみたて投資枠」と「成長投資枠」として一本化されます。私はこれまで一般NISAで個別株やETFを購入していたので、個別株投資も新NISAを活用する予定です。その点で、新NISAは非常に使い勝手の良い制度になっています。

いずれにしても、なんだかんだで2023年も安定した運用ができてなにより。とくに今年は円安が一気に進んだので、海外資産に投資している人は非常に恩恵を被りました。やはり国際分散投資の意味が改めてクローズアップされた年だったと思います。

新NISAのスタートに合わせて、これから積立投資などを始めようと考えている人は、ぜひ分散投資の意味をしっかりと理解して欲しいと思います。たしかに分散投資では大きなリターンは狙えないかもしれないけれども、リスクが逓減することの有効性は、投資期間が長くなればなるほど大きな意味を持ちます。なにしろ新NISAは非課税期間が無制限となりましたから、いよいよ長期・分散投資の有効性を発揮するための制度が整ったわけですから。

【ご参考】
これから新NISAを使って投資をスタートしようと考えている人には、参考書として竹川美奈子さんの『大改正でどう変わる? 新NISA徹底活用術』が非常にお勧めです。新NISAから新しく投資を始める人だけでなく、既に旧NISAを使っている人に対する目配せが徹底して、まさに“かゆいところに手が届く”内容になっています。


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