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2019年1月1日
あけましておめでとうございます―2019年は家庭単位での資産形成・運用について研究します
あけましておめでとうございます。2019年も「The Arts and Investment Studies」をよろしくお願いします。さて、昨年は個人投資家にとっても厳しい市場環境でしたが、年も改まってことですから、ぜひとも今年は良い年になってほしいところです。そこで今年も投資方針や抱負をこっそりとメモしておきたい思います。まずなにより今年は個人的にも生活環境が大きく変化することになります。そこで2019年は、これまでのように個人単位での資産形成・運用だけでなく、家庭単位での資産形成・運用のあり方を研究・実践しようと思います。
これまで私は独身・実家暮らしという経済的には恵まれた環境の中で、比較的多くの資金をリスク資産に投じることができました。しかし、2月に結婚を予定していて、いよいよ家庭を持つことになりました。当面は共働きの予定ですから世帯としての収入は増えるものの、実家から独立することで家賃など生活費の支出も当然大きくなります。つまり、家計のバランスシート全体が大きくなるわけです。
こうした新しい経済環境の中で、どういった家計を作っていくのか。こればっかりはまったく初めての経験なので、実際のところどうなるのか見当もつきません。ただ、少なくとも月々の収支が赤字にならないように、さらに少額でも一定金額を貯金とリスク資産両方に投じることができるようにすることが目標。その意味で今年はトライ&エラーでもいいので、家庭としての資産形成に向けた形作りの年にしたい。具体的には現在行っているiDeCoへの拠出と特定口座での積立を通じてインデックス投資を続けることが目標となります(金額については、家計の状況に応じて減額もあるでしょう)。
そのために重要になるのが、パートナーの理解。実は婚約者はお金に関してはガチガチの保守派で、投資どころかクレジットカードすら所有していないという今どき珍しいタイプなのです。そんな彼女にリスク資産への投資を通じた資産形成・運用というものをどのように理解してもらうのか。これこそが今後の最大の課題だったりします。この点に関しては、それこそ諸先輩からアドバイスをいただきたいところです。
もうひとつは、私自身の「働き方改革」。これまで独身の身軽さで気軽に連日残業したりしていましたが、結婚すればそういうわけにはいきません。彼女も働いているわけですから、当然ながら家事も分担しなければならなくなる。そうなると、いかに定時退社できるかがポイントになる。今年は上司に仕事を振られても、できるだけ安請け合いしないようにしたいところです。
そんなわけで、私の資産形成・運用に関する研究と実践も新たなステージに入ります。おそらくブログの内容にも微妙な変化をもたらすことでしょう。それはそれで何かの参考になれば幸いです。もちろん、これまでもこのブログで比較的多く書いてきた「日本の投資業界に物申す!」「日本の投資、かくあるべし!」といった評論的な内容も続けていきたいですね。そこに家庭の視点も加えることができれば、これまで見えていなかった問題も見えてくるかもしれません。こちらのほうも引き続きお見捨てなきようにお願いします。