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2017年12月26日
「週刊東洋経済」の表紙が安彦良和!
毎年、この時期になると経済誌は年末年始合併号として翌年の経済大予想企画を特集します。私の場合、いつも買ったり買わなかったりなのですが、今年の「週刊東洋経済」2017年12月30日・2018年1月6日合併号を見てビックリ。なんと表紙が安彦良和によるイラストです。表紙につられて思わず買っちゃいました。
表紙も凄いのですが、ページを開いてまた驚く。安彦良和による描き下ろし漫画まで掲載されていました。うーん、東洋経済はなかなか商売が上手い。私のような世代(50~40代)の心をガッチリとつかむのに効果抜群でしょう。競合各誌も同様の企画を特集していますが、たぶん「東洋経済」は安彦良和の効果で売れ行きでも差をつけるのでは。
もちろん肝心の特集企画「2018大予測 波乱の年を140テーマで見える化!」も読みごたえ抜群ですから、イラストと漫画目的で買っても損はないです。様々な分野の分析と予想が記載されていますが、とくに「ビジネス」の項目は具体的なテーマが取り上げられていて面白かった。2018年も様々な業界で地殻変動が顕在化しそうです。
あと「さらば平成」という企画で平成年間の社会・経済の変遷をかなりのボリュームで概括しているのですが、リアルタイムで体験してきたものとして感慨深いものがあります。今上天皇の退位によって平成も2019年に終わる予定ですが、改めて平成という時代はなんだったのか自問自答してしまいました。
安彦良和のイラストにつられて買った雑誌ですが、じっくりと読める1冊です。