2020年5月14日

インデックス投資家はホームカントリーバイアスから自由になっている



“コロナ・ショック”で不安定な相場が続く中でも、投資信託への資金流入が続いています。そのなかでも資金流入が顕著なのが外国株式インデックスファンドだとか。4月も大規模な資金流入となっているそうです。

存在感高まる外株インデックス・ファンド~2020年4月の投信動向~(ニッセイ基礎研究所)

こうした数字を見ると、すでにインデックス投資家の多くはホームカントリーバイアスから自由になっているのだということを改めて実感します。
2020年5月12日

“ウィズ・コロナ”時代の航空機シート―イタリア人のユニークな発想は健在



新型コロナウイルスのパンデミックによってもっとも打撃を受けた産業セクターの一つが航空業界でしょう。あのウォーレン・バフェットですら保有してたエアライン銘柄を売却したぐらいですから、ちょっと立ち直るのには時間がかかりそうです。とくに“ウィズ・コロナ”時代において問題になるのがもののひとつが座席レイアウト。現在のエコノミークラスの座席レイアウトではフライト中に乗客の濃厚接触が避けられません。そこでイタリアのある企業が乗客のソーシャルディスタンスを確保できるユニークな発想のシート配置を提案しています。これがなかなかよくできていて、ちょっと感心しました。意外と実用化される可能性があるのではないかと感じました。
2020年5月11日

GPIFの運用成績、“コロナ・ショック”でも株式比率引き上げ後の資産配分に優位性



2020年1~3月は“コロナ・ショック”もあって世界的に株価が暴落しました。このため年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用も1~3月だけで8兆円程度の損失となったそうです。まもなく2019年度第4四半期(20年1~3月)の運用成績が発表されるでしょうから、またまたメディアでは大きく取り上げられるでしょう。きっと「株式の比率を引き上げたのが失敗だった」「従来の国内債券中心の運用をしていれば、こんなに損をすることはなかった」といった批判が寄せられるはずです。ところが実際は、GPIFがポートフォリオの株式の比率を引き上げた2014年10月から2020年3月までのトータルリターンを比較すると、“コロナ・ショック”による暴落を含めても株式比率引き上げ後の資産配分の方が勝っているのです。
2020年5月9日

ヘルスケアセクターETFを少しだけ買ってみた―ファンド選択の基準は“分散”と“コスト”



先日、ブログに書いたようにヘルスケアセクターに投資する海外ETFを物色していたのですが(ヘルスケアセクターETFを物色する―「VHT」「XLV」「IXJ」どれを選ぶ?)、このほど実際に少しだけ買ってみました。候補に挙げていた海外ETF3銘柄のどれを選ぶのか少し迷いましたが、最終的に“分散”と“コスト”にポイントを置いて選ぶことに。新型コロナウイルスのパンデミックを材料にした、じつに単純で素人臭い投資戦略ですが、たまにはこういった素朴な順張り投資も悪くないでしょう。ファンドのポートフォリオに含まれる企業には、“ウィズ・コロナ”あるいは“アフター・コロナ”時代に向けて頑張って欲しいと思います。
2020年5月8日

いまこそ“Stay in the Market”―投資信託協会がメッセージ動画を配信



新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が5月31日まで延長されることになり、実体経済への悪影響は一段と大きくなる可能性が高まってきました。こうなると株式市場も、さらなる下落、二番底、三番底があってもおかしくないだけに、個人投資家として不安になるものです。こうした中、投資信託協会が「長期に投資を続けていただくこと」の重要性を多くの人々に理解してもらうために「継続は力なり!Stay the course!」プロジェクトとしてユニークな動画配信を続けています。

【動画】「継続は力なり!Stay the course!」プロジェクト(投資信託協会)

投資信託協会の理事であるセゾン投信の中野晴啓社長、レオス・キャピタルワークスの藤野英人社長、フィデリティ投信のデレック・ヤング社長、そして協会副会長であるアセットマネジメントOneの菅野暁社長がメッセージ動画を通じて投資を続けること、“Stay in the Market”の重要性を訴えています。
2020年5月6日

新しいスニーカーを買う―結局、いつも選ぶのはNew Balance



新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出てからというもの在宅勤務が増え、革靴を履く機会が減ってきました。そのかわりスニーカーを履いて出かけることが増えています。日々の買い物のほか、さすがにちょとは気分転換が必要なので3密を避けながら近所を散歩したりするからです。ところが、そんなときに限って愛用していたNew Balanceのスニーカーが壊れる。さすがに10年近く履いていると寿命が来たらしく、ミッドソールの一部がアッパーから剥がれてしまいました。接着剤で応急措置したものの、なんとも頼りない。そこで久しぶりに新しいスニーカーを買うことに。いろいろと迷ったあげく、今回もNew Balance。結局、いつも選ぶのはこのブランドです。

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