2019年6月15日

前年に続いて参考指数をアウトパフォーム―「iTrust世界株式」の第3期運用報告書を読む



サテライトポートフォリオで少額ですが積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の第3期運用報告書(全体版)(2018年4月11日~2019年4月10日)が出ました。ファンドの騰落率は+10.5%、参考指数であるMSCIワールド指数(ネット配当込み)の騰落率も+10.5%でした。分配金は見送りです。参考指数と同じ騰落率となりましたが、交付運用報告書の方をよく読むと、厳密にはファンドの騰落率が+10.49%、参考指数の騰落率は+10.47%ですから、辛うじて参考指数をアウトパフォームしたことになります。これで2期連続で参考指数を上回ったことになり、なんとかアクティブファンドとしての面目は保てたといえそうです。
2019年6月14日

“老後資金2000万円”騒動は現代の黒船―これからどう行動するかで未来は残酷なほど異なってくる



金融庁が発表した「高齢社会における資産形成・管理」報告書から、なぜか「老後資金は約2000万円必要」といった内容が独り歩きしているわけですが、やはり当局から具体的な数字を示されると大きなインパクトがあるということでしょう。こうした捉え方は粗雑で真実を表していないという点で問題が多いのですが、結果的に社会に大きな影響を及ぼすことも事実です。実際にそうした動きが見えてきました。

「老後2000万円必要」 投資への関心高まる(NHK News WEB)

このニュースを見て、「あの報告書は結果として現代の黒船だったのだな」という印象を持ちました。だとするなら、現実という黒船を目にして、今後どのように行動するかによって私たちの未来は残酷なほど異なるものになっていくのでしょう。
2019年6月13日

大幅下落も5カ月連続で参考指数を上回る―ひふみ投信の2019年5月の運用成績



サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2019年5月次運用報告書が出ました。入院中だったこともあって遅ればせながらですが定例ウオッチです。2019年5月の「ひふみ投信」の騰落率は-5.9%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は-6.5%でした。純資産残高は5月31日段階で1256億円(前月は1331億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は7242億円(前月は7666億円)となりました。5月の株式相場は米中貿易戦争激化によって大幅下落となりましたが、なんとか参考指数と比べると下落幅を抑えることができています。これで「ひふみ投信」は5カ月連続で参考指数を上回る運用成績を維持したことになります。
2019年6月12日

金融庁の「高齢社会における資産形成・管理」報告書が本当に伝えたかったこと



金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」がまとめた報告書「高齢社会における資産形成・管理」に端を発する騒動は、完全に政治問題になってしまいました。7月に参議院選挙が控えていることもあり、野党はこれを「公的年金破綻論」の証拠として政府批判の材料に利用しています。政府・与党の対応も因循姑息の極みで、諮問した当事者である麻生太郎財務大臣が報告書の受領を拒否すると発言するなど無茶苦茶です。もはや誰も報告書そのものを読もうともしないし、報告書作成のために議論した民間有識者の真摯な思いを想像することすらしようとしません。本当に情けないことです。だからこそ、少しでもいいから報告書が本当に伝えたかったことをネット上に残しておきたいと思います。
2019年6月11日

公的医療保険の高額療養費制度の威力は絶大だった



このほど胆石性胆嚢炎の治療で入院・手術したわけですが、どれくらい費用がかかったのかも気になるところでしょう。さすがに入院・手術となるとそれなりに医療費が大きくなってくるからです。そして、ここで効果を発揮するのが公的医療保険(健康保険や国民健康保険)の高額療養費制度。実際に自分が適用を受けてみて、その威力が絶大なのを実感します。
2019年6月10日

無事に手術が成功し、退院しました



胆石性胆嚢炎の手術のため入院していましたが、無事に手術も終わりました。胆石除去のために胆嚢を摘出したのですが、手術から3日後には退院しました。腹腔鏡手術というのは凄いものですね。まだ若干の痛みはあるものの、傷口もすっかりふさがって普通に日常生活を送ることができています。しばらくは自宅でゴロゴロしながら養生することになっているのですが、やることもなく暇なのでさっそくブログ再開です。

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