2018年10月30日

楽天証券がETF「MAXIS」シリーズ全16本の取引手数料を無料に



楽天証券が、三菱UFJ国際投信のETF「MAXIS」シリーズ全16本の取引手数料を2018年11月1日から無料にすると発表しました。

楽天証券、「MAXISシリーズETF」全16本の取引手数料を無料化!(楽天証券)

これはすごいサービスです。今回のサービス拡充で、ETFを購入するなら楽天証券がもっともお得な証券会社になったと言って間違いないでしょう。
2018年10月29日

押し込み営業される投資信託―金融庁「金融行政のこれまでの実践と今後の方針」を読む



金融庁は毎事務年度ごとに「金融行政方針」と、その進捗状況や実績、分析や問題提起を記載した「金融レポート」を公表していましたが、平成30(2018)事務年度年から両者を統合し、このほど「変革期における金融サービスの向上にむけて~金融行政のこれまでの実践と今後の方針(平成30事務年度)~」として発表しました。

変革期における金融サービスの向上にむけて~金融行政のこれまでの実践と今後の方針(平成30事務年度)~(金融庁)
変革期における金融サービスの向上にむけて~金融行政のこれまでの実践と今後の方針(平成30事務年度)~主なポイント(同)

さっそく読んでみたのですが、なかなか興味深い点があります。とくに「家計の安定的な資産形成の推進」が全面的に盛り込まれている中で、依然として金融機関の姿勢に対して厳しい視線を向けていることがうかがえるからです。
2018年10月28日

保有している投資信託の一部を売却します



突然ですが、現在保有している投資信託の一部を売却することにしました。といっても、べつに相場が下落しているからではありません。ちょっと個人的な理由から、まとまった現金が必要になったからです。その理由というのは…
2018年10月26日

配当金丸取り戦略を継続―2014年分のNISA口座保有資産をロールオーバー



2014年から始まった少額投資非課税制度(NISA)。今年いっぱいで5年が経過し、14年にNISA口座で購入した資産に対する非課税期間が終了します。このためNISA口座で投資している人は、その商品を売却して現金化するか、特定口座や一般口座に移管するか、あるいは19年のNISA口座にロールオーバーするかの判断を迫られます。私の場合はNISA口座で個別株を購入しています。このほどロールオーバーの手続きをしました。引き続きNISA口座で個別株を保有することで、配当金丸取り戦略を継続します。
2018年10月25日

ニッセイ「<購入・換金手数なし>」と「eMAXIS Slim」のツートップ体制―今月の積み立て投資(2018年10月特定口座)



ここしばらく仕事が繁忙期のため猛烈に忙しかったです。このためブログの更新頻度も低下し、最近ではTwitterなどSNSでの発信さえ減少傾向でした。それでも、ようやく仕事の忙しさもピークアウトしたので一息ついたところです。そんな状態ですが、今月も淡々と積立投資を実行しました。世界的に株式相場は不安定ですが、ほとんど気にならなくなっています。このあたりが積立投資の功徳かもしれません。
2018年10月22日

企業型確定拠出年金(企業型DC)導入企業や厚労省は、もっと真剣に自動移換者対策をやりなさい



先日、個人型確定拠出年金(iDeCo)加入者が100万人を超えたというニュースがあり、このブログでも紹介しました。加えてもうひとつの流れが企業型確定拠出年金(企業型DC)の普及が一段と拡大していることです。先日もソニーが従業員約3万人を確定給付年金から確定拠出年金に移行すると報じられています。

ソニー、確定拠出年金に完全移行 エレキ事業3万人(「日本経済新聞」電子版)

こういう形で日本でも普通の人が当たり前に投資する時代が来るに違いないのですが、一方で非常に気になる動きもあります。退職・転職などによって企業型DCがら離脱した人で、個人型DC(iDeCo)への移換手続きを行わなかったために資産が国民年金基金連合会に自動移換されてしまっている人の数が増加の一途を辿っていることです。はっきり言って、これは企業型DC導入企業や厚生労働省の怠慢です。不作為による過失と言ってもいいくらい。だから、企業型DC導入企業や厚労省は、もっと真剣に自動移換者対策をやりなさいと言いたい。

関連コンテンツ