2018年10月25日

ニッセイ「<購入・換金手数なし>」と「eMAXIS Slim」のツートップ体制―今月の積み立て投資(2018年10月特定口座)



ここしばらく仕事が繁忙期のため猛烈に忙しかったです。このためブログの更新頻度も低下し、最近ではTwitterなどSNSでの発信さえ減少傾向でした。それでも、ようやく仕事の忙しさもピークアウトしたので一息ついたところです。そんな状態ですが、今月も淡々と積立投資を実行しました。世界的に株式相場は不安定ですが、ほとんど気にならなくなっています。このあたりが積立投資の功徳かもしれません。

今月買付けたファンドは以下の通りです。

【特定口座(SBI証券)】
「ニッセイ日経225インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.25% 信託財産留保額:なし)
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.109% 信託財産留保額:なし)
「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」
(信託報酬:税抜0.189% 信託財産留保額:なし)
「Funds-i新興国債券・為替ヘッジ型」
(信託報酬:税抜0.6% 信託財産留保額:0.3%)
「世界経済インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.1%)
「iTrust世界株式」
(信託報酬:税抜0.89% 信託財産留保額:なし)
【直販投信】
「ひふみ投信」
(信託報酬:税抜0.98% 信託財産留保額:なし)

インデックスファンドの低コスト競争もニッセイアセットマネジメントの「購入・換金手数料なし」シリーズと、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズの2強対決という構図が鮮明になってきました。なので引き続き先進国株式インデックスファンドは「<購入・換金手数料なし>」、新興国株式インデックスファンドは「eMAXIS Slim」をそれぞれ購入するという両建て作戦です。ポートフォリオをサッカーに例えると、「<購入・換金手数料なし>」と「eMAXIS Slim」のツートップ体制といったところでしょうか。これはなかなか強力な布陣。それぐらい両シリーズは甲乙つけがたい魅力的なインデックスファンドです。

さて、10月は「ひふみ投信」の購入月でもあります(自由積み立て設定を使って3カ月ごとに購入しています)。最近、「ひふみ投信」の調子が非常に悪い。参考指数であるTOPIXにもなかなか勝てなくなってきました。明らかに相場のキャラクターが変化しているからでしょう。こういった相場のキャラクターが変化する時というのは、アクティブファンドにとって苦しい展開になりやすいというのが私の印象です。

それでも、いまのところ「ひふみ投信」から資金を引き揚げるつもりはありません。アクティブファンドへの投資を考え直す時というのは、たとえばファンドの運用哲学が変質し、それに対して受益者としてコミットメントできないと感じた場合です。しかし、いまのところ「ひふみ投信」の運用哲学それ自体には特段の違和感を感じていません。引き続き頑張ってほしいと思います。

ここしばらく相場が低迷していることで、最近に積立投資を始めた人の多くが含み損状態となっていることでしょう。しかし、ここが我慢のしどころです。現在、それなりの運用益を確保している積立投資家というのは、全員が一定期間、なかにはかなり長期間にわたって含み損状態を経験してきた人たちです。これは個別株も同様ですが、長期投資というのは、常に含み損状態を乗り越えることで継続するものです。だから、少しづつでいいから含み損に対する耐性を作っていくことが重要ではないでしょうか。相場において百戦百勝というのはあり得ないのですから。

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