2017年10月19日

AIは人間に勝てるか―ちょっと気になる「AI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)」



とくに買いたいわけではないけれども、投信ウオッチャーとしてなかなか興味深いアクティブファンドがときたま登場します。最近、ちょっと気になっているのがAIを活用した運用のファンド。このほどアセットマネジメントOneがそういったコンセプトのファンドを登場させました。

AI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)(アセットマネジメントOne)

なぜこのファンドが興味深いのかと言うと、本格的にAIを活用して運用するファンドだからです。はたしてAIは人間に勝てるのか。なかなか興味深い観察対象だとは思いませんか?
2017年10月18日

国の「安定的な資産形成」への政策意志は本物―全国5都市でシンポジウム開催



金融庁は2017年11月から広島、大阪、仙台、さいたま、名古屋の全国5都市で「安定的な資産形成について考えるシンポジウム」を順次開催します。

「安定的な資産形成について考えるシンポジウム」の開催について(金融庁)

プログラムを見ると「つみたてNISA」の説明や投資教育教材の紹介に加えて、有識者による基調講演も用意されています。なかなか豪華な講師陣をそろえているのもすごい。今回の取り組みを見て、いよいよ国による国民の資産形成促進に向けた政策意志は本物だと感じました。なぜなら、これはたんに金融庁という1省庁の枠を超えた取り組みだからです。
2017年10月16日

「世界経済インデックスファンド」も「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」もインデックスファンドです



「つみたてNISA」対象商品の分類で「世界経済インデックスファンド」や「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」が「アクティブ運用投資信託等」に分類されたことでインデックス投資家の間で少し混乱が生じているようです。この問題に対してカン・チュンドさんが実に明快な回答を出していました。

世界経済インデックスファンド、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、ほんとにアクティブファンドなの?(カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!)

私もこういった穏健な見方に大賛成。そもそも「つみたてNISA」対象商品の分類で上記2ファンドが「アクティブ運用投資信託等」に分類されたのは、あくまでテクニカルな要因だと考えるべきです。
2017年10月15日

日本株は割安―「iTrust世界株式」の2017年9月の運用成績



サテライトポートフォリオで少額ながら積み立て投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2017年9月次運用報告が出ましたので定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の9月の騰落率は+4.05%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+4.61%でした。9月はインデックスが大きく上昇した月ですが、こうした相場だと意外とアクティブファンドは苦戦します。「iTrust世界株式」も例外ではなく、指数についていくのがやっとだったということです。一方、ピクテが受益者に配信しているレポートにはなかなか面白いことが書かれていました。現在の日本株は「割安」だというのです。
2017年10月14日

【感謝】累計150万PVを達成しました―小さな声でも発信することは大切なのだ



先日、このブログの累計ページビューが150万に到達しました(右下カウンターを参照)。ブログを開始したのは2015年1月1日でした。その後、15年9月にGoogleBloggerに引っ越して現在に至ります。PVカウンターはGoogleBloggerに移ってからの数字です。今年3月に累計100万PVを達成していますから、それから正味6カ月でさらに50万PVを数えたことになります。ブログ開設からちょうど2年で150万PVとなり、われながら驚いています。これもひとえに、こんな好き勝手書き散らかしているブログを読んでいただいた読者のおかげと感謝の念に堪えません。
2017年10月13日

FISCOソーシャルレポーターになりました



ひょんなことから投資情報会社のFISCOさんに声をかけてもらい、このほど「FISCOソーシャルレポーター」として記事を提供することになりました。昨日、初めての記事が配信されています。

【FISCOソーシャルレポーター】菟道りんたろう:労働者も株式投資をした方が良い理由(FISCO)

FISCOのサイトのほか、国内20以上のサイトなどにも配信されていて、一瞬ですがYahoo!ファイナンスのトップページにも載りました。そのほか、ロイターなどのサイトにも配信されています。なんだか妙な気分ですが、せっかくのお誘いですからひとつ挑戦しようということになったわけです。

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