2017年6月26日

「i-mizuho東南アジア株式インデックス」の第4期運用報告書を読む―好調な成績も実質コストが高い



私は個人的に東南アジアへの投資が好きなので、インデックス投資でもポートフォリオの新興国株式クラスの中で東南アジア株式をオーバーウエートしています。そこで愛用しているのがブラックロック・ジャパンのインデックスファンド「i-mizuho東南アジア株式インデックス」。このほど第4期(2016年5月3日~2017年5月2日)の運用報告書が交付されたので、さっそく目を通してみました。この期は株価の堅調さに加えて現地通貨の上昇もあったので騰落率は+15.2%と良好でした。今回も分配金を出さなかったのも良い判断だと思います。ただ気になることも。ちょっと実質コストが高いのです。
2017年6月25日

「投資の鉄人」トークイベントに参加しました―生活者としての常識を鍛えよう



先日、梅田・蔦屋書店で開かれた「資産運用で大切な4つのこと」『投資の鉄人』著者4人によるトークイベント&サイン会に行ってきました。岡本和久さん、馬渕治好さん、竹川美奈子さん、大江英樹さんという“投資の鉄人”が、個人投資家を惑わす「情報」「相場」「商品」「自分」という4つの罠について語ってくました。とはいえ、投資の鉄人が強調しているのは何も難しいことではなりません。共通するのは、「生活者としての健全な常識を鍛えろ」ということでしょう。
2017年6月24日

ひふみ投信が米国株への投資を開始―運用戦略は新たなステージに突入



私はサテライトポートフォリオの一部として「ひふみ投信」を保有しているのですが、「ひふみ投信」は受益者限定で月次運用報告書とは別に中間レポートを月中に発行しています。このほど配信された6月次の中間レポートを読んで“おっ!”と思ったことが。いよいよ米国株への投資を開始したそうです。
2017年6月21日

企業型DCでリスク性商品をデフォルト商品にするのはまだ無理―日本人とマスコミの金融リテラシーも問題だ



モーニングスターに確定拠出年金の普及に向けてどういったことが必要なのかをタワーズワトソンの浦田春河氏に聞くインタビューが掲載されていました。

DC制度の一段の普及に必要な変革は? DCの運用に関する専門委員会の報告書についてタワーズワトソンの浦田春河氏に聞く(モーニングスター)

さすが専門家だけあって、なかなか的を得た内容だと思います。その中で印象に残ったことが1点。企業型確定拠出年金の「指定運用方法(デフォルト商品)」をどうするかという問題です。浦田氏はリスク性商品をデフォルト商品とすることを提言しています。これは理屈としては全く正しいと思うのですが、現実問題としては、まだ無理でしょう。なぜなら、それを可能にする前提条件がまだ日本には整っていないと思えるからです。
2017年6月20日

ジワジワと加入者が拡大するiDeCo―2017年6月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績



SBI証券で積み立てている個人型確定拠出年金(iDeCo)が今月も約定しました。なんだかんだいってここしばらくは堅調な相場が続いていますので運用成績も安定しています。最近ではSBI証券と楽天証券がともに運営管理手数料を完全無料化するなどiDeCo使い勝手もますます良くなってきました。ここにきて加入者もジワジワと確実に増えているようです。
2017年6月19日

インデックス投資ナイトに参加するならブロガー名刺を用意してみては



いよいよ「インデックス投資ナイト2017」のチケットが発売されましたが、今年もすごい争奪戦。今回から会場が変更になり、少し定員も増えたはずなのに、あいかわらずすごい人気ですね。ただ、それだけの価値があります。なにしろ金融機関などの背景を持たず、純粋に個人投資家が手弁当で運営しているのですから。そういう催しというのは本当に貴重です。ちなみに私は今回ひょんなことから登壇することになり、チケット争奪戦から解放されました。これがいちばんうれしかったりして。さて、インデックス投資ナイトのようなイベントに参加する場合、持っていると便利なのがブロガー名刺です。ブログをやっていない人でTwitterアカウントで発言している人は、そのアカウントネームの名刺でもいいでしょう。こういうのがあると、交流のとっかかりとしてスムーズ。なので、イベントに参加を予定している人は、ブロガー(Twitterアカウント)名刺を作ってみてはいかがでしょうか。

関連コンテンツ