「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」の投票が11月1日から30日まで行われています。
どのファンドに投票したのかは結果発表まで秘密にしておきますが、ここ数年はインデックスファンド1本、アクティブファンド1本を投票するようにしています。評価基準も従来と同じく、ファンドと受益者のありうべき関係性という観点から選んでいます。
投信ブロガー有志によるボランティアで始まったFOYですが、今回で14回目となります。最近では上位にランクインしたファンドを運用する運用会社もホームページなどで受賞を大々的にアピールするなど、大きな影響力を持つようになりました。やはり投票結果には現在の運用業界に対して個人投資家が求めている“声”が象徴的な形で表現されているからでしょう。それは運用会社にとってマーケーティング上の貴重な“情報”です。
さて、FOYのもう一うの楽しみが表彰式です。普段はブログやSNSを通じて交流している投信ブロガーがオフラインで親交を深めることのできる貴重な機会としていつも楽しみにしていました。ところが今回は新型コロナウイルス禍のため初のオンライン開催となります。ちょっと残念ですが、逆に私のような地方在住者にとっては傘下のハードルが下がったという面もあり、これはこれで期待したいと思います。
現在、オンライン表彰式のチケットがPeatixで販売中です。通常チケットのほか、寄付つきチケット2種類も用意されています。これだけのイベントを手弁当で運営し、しかも初めてのオンライン開催ということもあり、運営委員会の苦労は並大抵のものではないでしょう。それに対して少しでもお手伝いできればと思い、今回は寄付つきチケットを購入しました。
今年も熱い戦いが予想されるFOY。どのファンドが選ばれ、どういったファンドたちが上位に名を連ねるのか。それを見ることで日本における投資信託の現在の潮流を理解することになるでしょう。楽しみに結果発表を待ちたいと思います。