2016年9月30日

ひふみ投信がグッドデザイン賞を受賞―特別な倶楽部のような楽しさがある



私も保有しているアクティブファンド、ひふみ投信がこのほどグッドデザイン賞を受賞しました。

ひふみ投信が2016年度グッドデザイン賞を受賞しました(レオス・キャピタルワークス)

直販投信が受賞するのは初めてだそうです。たしかに投資信託がグッドデザイン賞を受賞するというのは珍しい。ただ、受益者の一人としは、特段に奇異な感じを受けませんでした。確かにグッドデザイン賞に選ばれてもおかしくない楽しさが、ひふみ投信にはあるからです。
2016年9月29日

さわかみファンドの最高投資責任者は元舞台俳優


もし日本の投資信託の歴史を書くなら、さわかみ投信の「さわかみファンド」は設立者である澤上篤人さんとともに1章を充てて記述されるような存在です。それくらい澤上さんがやった独立系直販投信という試みは画期的なものでした。だから、いまでもさわかみファンドは澤上さんの存在とイコールと認識されています。ただ、じつは澤上さんは既にさわかみファンドの最高投資責任者(CIO)を退任しています。現在のCIOは草刈貴弘さんです。その草刈さんに注目した記事がブルームバーグに出ていました。

「さわかみ」イズム継ぐ元俳優運用者、手法でカリスマと一線画す(ブルームバーグ)

なんと元舞台俳優という異色の経歴です。もしかしたら澤上さん、なかなか面白い後継者候補を見つけたのかもしれません。
2016年9月28日

いつまでも円高が当たり前だと思っていたら痛い目に遭うかも



この1年で円高が急速に進んだことで、私も含めて海外資産へ投資している人は非常な打撃を受けています。やはり国際分散投資の大きなリスクのひとつが為替リスクなのです。とくに日本は恒常的に経常収支の黒字が続いていますから、需給構造的に円高になりやすいからなおさらです。ただ、いつまでも円高が当たり前だと思っていたら痛い目に遭うかも。少し気になる記事があります。

将来大幅な円安の可能性も JPモルガン・チェース銀行市場調査本部長 佐々木融さん(「日本経済新聞」電子版)

JPモルガン・チェース銀行の佐々木融さんといえば、個人的に日本で最も信頼できる為替のエキスパートだと思っています。しかも、日本円は何もなければ自然と円高になっていくというメカニズムを常々説いていました。その佐々木さんが将来の大幅な円安の可能性を指摘していることは無視できません。
2016年9月27日

今月の積立投資(2016年9月特定口座)―次から次と低コストファンドが登場するのでかえって動けません



あいかわらず仕事が忙しいです。毎年、9月から12月にかけては繁忙期なので残業も多く、かなり寝不足気味。おまけに最近はブログ運営でも確定拠出年金プランの競争激化や超低コストファンドが相次いで登場したりで、それこそ情報を追うだけで精いっぱいになってしまいました。本来なら積立商品の変更などいろいろと考えたいのですが、これだけ業界の動きが激しいと、こちらはかえって動けません。結局、9月も自動積立サービスをほったらかしにしたので、いつも通りの積み立てとなってしまいました。
2016年9月26日

三井住友・DC日本株式インデックスファンドSとiFree TOPIXインデックスのどちらを選べばいいのか



既にいろいろなブログやTwitterで話題になっていますが、三井住友アセットマネジメントの超低コストインデックスファンド、三井住友・DC日本株式インデックスファンドSが一般販売に開放され、SBI証券、楽天証券、マネックス証券で買うことができるようになりました。信託報酬は0.19%(税抜)ですから、大和証券投資信託委託のiFree TOPIXインデックスと並んでTOPIXに投資するインデックスファンドとしては最も低コストな商品となります。TOPIXに信託報酬0.2%程度で投資できるようになるなど、個人投資家にとってありがたい時代になりました。では、TOPIXに連動するインデックスファンドをに投資する場合、三井住友・DC日本株式インデックスファンドSと、iFree TOPIXインデックスのどちらを選べばいいのでしょうか。

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