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2016年9月27日
今月の積立投資(2016年9月特定口座)―次から次と低コストファンドが登場するのでかえって動けません
あいかわらず仕事が忙しいです。毎年、9月から12月にかけては繁忙期なので残業も多く、かなり寝不足気味。おまけに最近はブログ運営でも確定拠出年金プランの競争激化や超低コストファンドが相次いで登場したりで、それこそ情報を追うだけで精いっぱいになってしまいました。本来なら積立商品の変更などいろいろと考えたいのですが、これだけ業界の動きが激しいと、こちらはかえって動けません。結局、9月も自動積立サービスをほったらかしにしたので、いつも通りの積み立てとなってしまいました。
今月も以下のファンドを買い付けました。
【特定口座(SBI証券)】
Funds-i新興国債券・為替ヘッジ型
(信託報酬:税抜0.6% 信託財産留保額:0.3%)
ニッセイ日経225インデックスファンド
(信託報酬:税抜0.25% 信託財産留保額:なし)
SMT グローバル株式インデックス・オープン
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.05%)
eMAXIS新興国株式インデックス
(信託報酬:税抜0.6% 信託財産留保額:0.3%)
世界経済インデックスファンド
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.1%)
iTrust世界株式
(信託報酬:税抜0.89% 信託財産留保額:なし)
【特定口座(三菱東京UFJ銀行)】
eMAXISバランス(8資産均等型)
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.15%)
最近は超低コストなファンドが次々と登場しているので、私のポートフォリオもすっかり高コストになってしまったことに驚いています。私がインデックス投資をスタートさせたのは2013年初でしたから、この3年間でインデックスファンドのコスト水準が驚くほど低下しているわけです。
だから、本来ならそろそろ積立商品を変更したいところですが、最近は業界の動きが速く、次々と新しい低コスト商品が登場します。そうなると、かえって動きずらいものです、だって、積立商品を変更した途端に、さらに低コストなファンドが登場したら面倒くさいじゃないですか。
そんなわけで最近話題の超低コストファンドが最初の決算を迎え、実質コストなどが判明するまでは引き続き様子を見る予定です。そのころには低コスト競争も一段落し、決定版と言えるファンドが明らかになっているでしょう。それからおもむろに積立商品を変更しようと思います。
さて、相場の方はあいかわらグズグズした展開が続いています。日銀の金融緩和策は従来の短期決戦型の戦術から持久戦型の戦術に転換されましたし、米国の利上げもどうなるかわからない状態。その上、今後は米国の大統領選挙が大きな材料になってきます。こうなると、まったく先が読めない(まあ、もともと読む能力もないですが)。こういう展開になってくると、しっかりとキャッシュポジションを維持しながら、淡々と積み立てを継続することぐらいしか一般庶民には手立てがないのです。
【ご参考】
積立投資については様々な参考書がありますが、とくにカン・チュンドさんの『忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術』、星野泰平さんの『終わりで大きく儲かる「つみたて投資」』が分かりやすいです。