このブログでは年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用状況を定例ウオッチして紹介しています。なぜそんなことをしているのかというと、公的年金積立金運用に対して世間一般の認識が、あまりに実態と乖離していると感じることが多いからです。この問題はGPIFも認識しているようで、正しい認識を持ってもらうために積極的に情報を発信しています。その一つがYouTubeの公式チャンネルでの動画配信。これがなかなかよくできていて、とくに「GPIFって、なに?」は、公的年金制度と年金積立運用を分かりやすく解説してくれています。
サイト内検索
2022年8月13日
2022年8月10日
牽引役不在のポートフォリオ―ひふみ投信の2022年7月の運用成績
サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2022年7月次運用報告書が出ました。7月の騰落率は+2.14%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+3.72%でした。純資産残高は7月29日段階で1389億円(前月は1352億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は6861億円(前月は6658億円)となりました。7月も参考指数をアンダーパフォームする厳しい結果となりました。2022年に入ってから苦しい運用が続いており、ポートフォリオを見ても牽引役となる銘柄が見当たりません。
2022年8月7日
GPIFの2022年4~6月の運用成績は-1.91%―金利上昇局面では国内債券も安全資産とはならず
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2022年度第1四半期(4~6月)運用状況が発表されたので定例ウオッチです。2022年4~6月の期間収益率は-1.91%、帳簿上の運用益はマイナス3兆7501億円でした。市場運用開始来の収益率は年率+3.56%となり、運用資産額は193兆126億円となっています。
2022年度第1四半期運用状況(速報)(GPIF)
世界的な金利上昇と株価下落の影響を受けて期間収益はマイナスとなっています。ただ、GPIFの運用は超長期の運用ですから、四半期ベースの数字はノイズでしかありません。それよりも注目すべきは、現在のような金利上昇局面での運用のあり方でしょう。
2022年8月4日
日本株は144年間で584万倍に上昇―明治大学株価指数研究所が「三和・岡本日本株価指数」を開発
明治大学の株価指数研究所がこのほど、日本で株式市場が誕生した1878年(明治11年)を起点とする株価指数「三和・岡本日本株指数」を開発しました。
この指数によると、日本株は配当再投資効果も含めると144年間でなんと584万倍に上昇していることが分かりました。これは画期的な調査・研究です。株価が長期に渡ってどれだけ驚異的な成長を遂げるのかという実例を日本株でも具体的に例示することになるからです。
2022年8月2日
2022年7月31日
洋服の青山の「NON IRONMAX」は優れモノ―私のTポイント投資大作戦(2022年7月)
SBI証券を使って実践しているTポイント投資大作戦の定例報告です。2022年7月の投資ポイント数は246ポイントでした。購入したファンドは今回もニッセイアセットマネジメントの「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックス」です。今回はSBI証券の投信マイレージによるTポイント付与のほか、洋服の青山でスラックスを2本購入し、少しだけTポイントを稼ぎました。購入したスラックスですが、これがなかなかの優れモノ。綿100%なのにノーアイロンを実現した「NON IRONMAX」スラックスです。
登録:
投稿 (Atom)