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2019年7月16日

「年金保険料を払うくらいなら貯金したほうがマシ」と考える程度のリテラシーしかない人のために公的年金はある



公的年金が話題になると、すぐに「年金なんてどうせもらえない」「年金の保険料を払うくらいなら貯金したほうがマシ」といったことを主張する人がいます。本人たちは意識高い系のつもりのなのでしょうが、公的年金制度についてちょっとは勉強している人から見れば“傍ら痛し”としか言いようがありません。そして、実際に年金保険料を払っていなかった人がどういった末路を迎えているのかを紹介する記事が出ていました。

「年金なんてどうせもらえない」と未納を続けた49歳男性に残された道(ダイヤモンド・オンライン)

じつに皮肉なことですが、「年金保険料を払うくらいなら貯金したほうがマシ」と考える程度のリテラシーしかない人のためにこそ公的年金という制度があるのです。
2019年7月15日

サイコパス集団になっている日本の金融機関―かんぽ生命に見る異常な営業体質



日本の金融機関の不祥事が止まりません。野村證券は2019年に入ってから既に5人の逮捕者を出し、さらに元社員と現職社員による詐欺疑惑が浮上しました。また、ジブラルタ生命では営業マンが顧客からの保険料6600万円を着服する事件が発生しています。そして超弩級の事件となりそうなのが、かんぽ生命による保険の不正販売事件です。

かんぽ生命 一時的に無保険4・7万件 金融庁、改善命令検討(産経新聞)

あきらかに日本の金融機関はおかしくなっている。これだけ不祥事が相次ぐと、もはや不正を働いた従業員個人の問題とは思えないのです。日本の金融機関が一種の“犯罪集団”と化す構造的な要因があるのではないでしょうか。そう考えていたところ、まさにその印象を確信に変えるような報道が目に入ってきました。いまや日本の金融機関はサイコパス集団になっている可能性があるのです。
2019年7月13日

マルキール先生は勉強をやめない―『ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 』の翻訳が出ます



インデックス投資について研究するなら、必ず読んでおかなければならない基本文献の1冊がバートン・マルキール博士の『ウォール街のランダムウォーカー』です。その最新版である第12版の翻訳『ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理』がこのほど刊行されます。第1版が出たのが1973年ですから、40年以上も世界中のインデックス投資家の間で読まれ続けているというのは凄いことです。まさに基本文献と呼ぶにふさわしい本ですが、それ以上に驚くのが、常に内容のアップデートが続けられてきたことでしょう。マルキール先生は勉強をやめない。これこそ学者の正しい姿です。最新の第12版でも博士の新たな知見が盛り込まれています。
2019年7月12日

米国株式の最低取引手数料は廃止の時代に



マネックス証券が7月8日から米国株式の最低取引手数料を従来の5ドルから0.1ドルに引き下げたことが導火線となり、楽天証券とSBI証券も加わって手数料引き下げ戦争が勃発しました。連日の値下げ発表が続き、結局は3社とも最低取引手数料を廃止することに。

米国株式最低手数料を0ドルに引き下げ!(2019/7/22(月)~予定)(SBI証券)
【米国株式】最低取引手数料を「無料」に引き下げ(7/22~)(楽天証券)
米国株の最低取引手数料を無料へ!(マネックス証券)

ネット証券3社による競争で個人投資家にとっての投資環境がますます整備されるというありがたい展開です。最低取引手数料が廃止されたことで今後、米国株や海外ETFへの投資の利便性が一段と高まりそうです。
2019年7月10日

受益者還元型信託報酬はインデックスファンドの低コスト競争で必須の条件になる



三菱UFJ国際投信の超低コストインデックスファンド「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」の純資産残高がこのほど500億円を突破しました。「eMAXIS Slim」シリーズは純資産残高が500億円と1000億円を超えた部分に対して信託報酬がそれぞれ引き下げられる「受益者還元型信託報酬」を採用しています。この仕組みが遂に適用されました。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス~純資産残高500億円突破~現行の業界最低水準をさらに下回る信託報酬率を適用(三菱UFJ国際投信)

インデックスファンドの低コスト競争をリードしている「eMAXIS Slim」シリーズですが、受益者還元型信託報酬が実際に適用されたことで、その競争力がさらに強固なものになります。私は早くから受益者還元型信託報酬の重要性をこのブログでも指摘してきましたが、それが現実のもとのとなったわけです。今後、インデックスファンドの低コスト競争において受益者還元型信託報酬の導入は必須条件になるのではないでしょうか。
2019年7月9日

「たわらノーロード全世界株式」が登場―MSCI ACWIに投資するインデックスファンドにも新たな競争



既に何人ものブロガーさんが報告していますが、アセットマネジメントOneがMSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(MSCI ACWI)をベンチマークとするインデックスファンド「たわらノーロード全世界株式」を7月22日付で新規設定します。

低コストファンドシリーズの新ファンド設定 -「たわらノーロード 全世界株式」(アセットマネジメントOne)

信託報酬は、なんと税抜0.12%。このカテゴリーとしては最安値となります。MSCI ACWIは日本と新興国を含む全世界の主要株式をカバーしており、文字通り“これ1本で世界全体に投資”できるのが最大の魅力。そしてMSCI ACWIをベンチマークとするインデックスファンドでも新たな競争が始まることになりそうです。

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