2021年9月19日

『こんなときどうする? どうなる? Q&A 3つのNISA 徹底活用術』―制度過渡期だからこそ欲しかった1冊


竹川美奈子さんから新刊『こんなときどうする? どうなる? Q&A 3つのNISA 徹底活用術』を献本いただきました。「NISA」制度に対する簡便かつ良質な解説書です。「NISA」は現在、「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」が並立し、さらに2024年からは「一般NISA」は「新NISA」へと衣替えします。このため非常に複雑な体形になっており、一般の個人投資家にとって利用のハードルが高くなりがち。竹川さんの新著は、そういった制度過渡期だからこそ欲しかった1冊となっています。
2021年9月17日

お粗末で意味不明なバランス型ファンド批判

 

株式と債券を一定割合で組み入れて運用するバランス型ファンドは、リスクを抑えた運用を目指す商品として根強い人気があります。そのバランス型ファンドに関してモーニングスターにちょっと気になる記事が載っていました。


なんとも意味不明なバランス型ファンド批判で、いやしくも投資専門メディアに載せるにしてはお粗末な内容と言わざるを得ません。
2021年9月16日

菅義偉首相にしてやられる―「iTrust世界株式」の2021年8月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2021年8月次運用報告が出たので定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の8月の騰落率は+1.98%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+2.36%でした。8月も参考指数をアンダーパフォームするなどいまひとつ冴えません。いろいろと計算違いな出来事も多く、とくに日本株の評価に関しては、ちょっとまずい展開になりそう。結果的に菅義偉首相にしてやられることになるかもしれません。
2021年9月12日

英語の学習を再開―『一億人の英文法』が面白い

 

私は学生時代から英語が苦手だったので、コンプレックスの反動で定期的に英語を勉強したくなります。それで独身時代は週1回のペースで英会話教室に通っていました。ところが結婚と引っ越しをきっかけに退会してしまい、すっかり英語学習とは疎遠に。ところが最近、英語学習熱が再発しています。そこで、思い切って独学で英語の「学び直し」に挑戦することにしました。今回は、ちょっと異質な参考書を使ってみようと思います。
2021年9月11日

柔軟性が大事―ひふみ投信の2021年8月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2021年8月次運用報告書が出たので定例ウォッチです。8月の騰落率は+3.63%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+3.17%でした。純資産残高は8月31日段階で1542億円(前月は1479億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は7336億円(前月は7014億円)となりました。8月は好調な相場環境となり、「ひふみ投信」も参考指数をアウトパフォームしました。ただ、9月に入ってからは状況が一変しています。こうした状況で大事なのは「柔軟性」だそうです。
2021年9月9日

「EXE-i」シリーズの第8期運用報告書を読む―SBI証券のiDeCo加入者にとっては重要なファンド

 

まったく迂闊な話ですが、SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)オリジナルプランで積立投資しているパッシブ型ファンド「EXE-i」シリーズの第8期(2020年5月13日~2021年5月12日)運用報告書が7月に出ていました。すっかり失念していたので、購入している「EXE-i新興国株式ファンド」と「EXE-iグローバル中小型株式ファンド」の運用報告書を改めて確認します(その他のファンドについては公式の特別サイトを直接確認してください)。

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