2020年12月18日

累計350万PVを超えました―投資もブログもコツコツ続ける

 

このほど、このブログのページビュー累計が350万PVを超えました(右下カウンターを参照)。300万PVを超えたのが昨年の11月でしたから、ほぼ1年で約50万ものPVをいただけたわけです。これもひとえに読者の皆様のおかげと感謝に堪えません。2019年に結婚したこともあって忙しさで最近は更新頻度もすっかり下がっていますが、それでもブログを続けることができてよかったと思います。やはり投資もブログ執筆も、コツコツ続けることに意味があります。
2020年12月16日

日本株と新興国株を選好―「iTrust世界株式」の2020年11月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2020年11月次運用報告が出たので定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の11月の騰落率は+13.39%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+11.57%でした。ここしばらく苦戦していましたが、11月は参考指数をアウトパフォームしました。ここにきて新型コロナウイルスに対するワクチン開発の動きが加速しており、相場のキャラクターも変わりつつあるようです。そんな中、ピクテが特に期待して選好するのが日本株と新興国株です。
2020年12月14日

ますます大きくなる“配当の威力”―日経平均は配当込みではすでにバブル越え

 

最近の株価上昇で日経平均株価も29年ぶりに2万6000円台を回復しています。とはいえ最高値を付けた1989年12月29日の38,915円には程遠く、日本株の“失われた30年”はまだ続いているように見えます。ところが興味深いとことに、日経平均株価の配当込み指数である日経平均トータルリターンインデックスを見ると、2020年11月25日に43,404円となり、約31年ぶりに史上最高値を更新していました。


あらためて“配当の威力”を実感します。そして“配当の威力”は今後ますます大きくなっていくように思います。
2020年12月10日

レオスが債券投資にも参入―ひふみ投信の2020年11月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2020年11月次運用報告書が出ました。11月の騰落率は+7.9%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は11.14%でした。純資産残高は11月30日段階で1380億円(前月は1293億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は6410億円(前月は6183億円)となりました。絶好調が続いていた「ひふみ投信」ですが、それ以上に11月は市場全体が活況だったこともあり久しぶりに参考指数をアンダーパフォームしています。まあ、100戦100勝はあり得ませんから、当月はこれで良しとしましょう。それよりも気になるニュースが入ってきました。「ひふみ投信」を運用するレオス・キャピタルワークスが新たに債券運用にも参入するそうです。
2020年12月7日

株価上昇局面で保有リスク資産を一部売却するのも立派な見識―いまこそリバランスのタイミングかも

 

このところ世界的に株価が急上昇したことで、保有するリスク資産の評価額がかなり増えた人も多いことでしょう。こうなると、ちょっと利益確定で売りたくなった人も多いのでは。普通、「むやみやたらに売買するべきでない」とアドバイスされるケースが多いのですが、現在のような急激な株価上昇局面では、保有するリスク資産の一部を売却するのも立派な見識だと思います。なぜかというと、これだけリスク資産の評価額が上昇すると、もしかしたら自分のリスク許容度を超えた金額を投資しているかもしれないからです。だとすると、いまこそリバランスのタイミングかもしれません。
2020年12月5日

収入激減なのに保有金融資産額はアッパーマス層となる皮肉

 


先日、冬のボーナスが支給されたのですが、非常なショックを受けました。なんと今年の冬のボーナスは一律数万円が支給されるだけで事実上の“寸志”に。ご想像どおり新型コロナウイルス禍が原因です。私の勤務先は零細企業なうえに景気敏感業種なので新型コロナ禍が直撃しています。売り上げ激減でいまや経営危機に。夏のボーナスも前年実績から半減となっていましたが、今回はさらに状況が悪化しています。このため年収は大幅に減少しています。ところが奇妙なことに最近の株高で保有する金融資産の評価額は右肩上がり。ついに金融資産総額は3000万円を超えました。野村総研の区分によると“アッパーマス層”というそうです。収入激減なのにアッパーマス層入りするというのは、なんとも皮肉な現象です。

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