2020年3月11日

過去最高の現金比率で持ち堪えることができるか―ひふみ投信の2020年2月の運用成績



まさに“コロナ・ショック”とでも呼ぶしかないクラッシュが来ました。世界中の株式市場が急落しています。個人投資家もファンドも非常に厳しい局面だと言えるでしょう。そうした中、サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2020年2月次運用報告書が出ました。2月の騰落率は-10.0%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は-10.3%でした。純資産残高は2月28日段階で1121億円(前月は1270億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は6121億円(前月は6865億円)となりました。大幅下落ですが、それでも参考指数をわずかにアウトパフォームしています。「ひふみ投信」は2月末段階で現金比率を過去最高の30%まで高めています。この極めてディフェンシブなポートフォリオで今回のコロナ・ショックを乗り越えることができるの注目です。
2020年3月9日

新型コロナウイルス問題と情報汚染―非常時に本物の専門家はテレビなどに出ている暇はない



1週間ぶりに海外出張から帰国して日本のテレビを見ているのですが、本当に嫌な気分になります。どのチャンネルも新型コロナウイルス感染症の話ばかり。それは別にかまわないのですが、どう考えてもおかしなことを言っている人が“専門家”として登場しているのに驚きます。テレビでいわば“情報汚染”とでもいうべき事態が起こっているわけです。なぜこんなことになるのか。そこではたと気づきました。彼らは本物の専門家ではないのです。なぜなら、現在のような非常時に本物の専門家はテレビなどに出ている暇はないはずだからです。
2020年3月8日

本当に怖いのは株価下落ではない―いまこそキャッシュフローの再確認を



“コロナ・ショック”で世界的な株価急落が続いています。このため個人投資家の間でも株価の先行きに関して不安が高まってきたことでしょう。しかし、個人投資家にとって本当に怖いのは株価下落ではありません。いまこそ、本物の危機に備えて家計の現状を再確認するときです。
2020年3月6日

プライオリティパスで海外空港ラウンジをフル活用



1週間ほどインドネシアのジャカルタとマレーシアのペナンに出張でした。今回もエアラインはシンガポール航空だったのでシンガポールのチャンギ国際空港を経由して往復で6回も飛行機に乗ることに。しかもトランジットの待ち時間が非常に長かったです。こうした時に役に立つのが、海外空港ラウンジを無料で使えるプライオリティパスです。私はメインカードに使っているクレジットカードに無料付帯しているので、今回も大いに助かりました。そこで今回使った海外空港ラウンジを紹介します。
2020年3月4日

新興国REITを少し持っておきたい―私のTポイント投資大作戦(2020年2月)



SBI証券を使って実践しているTポイント投資大作戦です。2020年2月の投資ポイント数は924ポイントでした。購入するファンドは以前にブログで紹介したようにニッセイアセットマネジメントの「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックス」。ポイントで世界の不動産に投資するという非常にロマンのある企画です。先週は仕事でインドネシアとマレーシアに出張していたのですが、やはり実際に新興国に行くと、新興国のREITも少しは持っておきたいと改めて感じます。
2020年3月2日

“コロナ・ショック”の最中でも世界経済は動いている



新型コロナウイルス感染症の広がりで世界の株式市場が急落しました。まさに“コロナ・ショック”といった様相で、日本でも混乱や不安が高まっているようです。ただ、私自身はいまひとつピンときません。というのも、“コロナ・ショック”の最中をインドネシアのジャカルタとマレーシアのペナンで過ごしているからかもしれません。まだこちらはそれほど大きな混乱もなく日常生活が続いています。逆に東南アジアの街を歩いて感じたことは、“コロナ・ショック”の最中でも世界経済は動いているという実感です。

関連コンテンツ