2018年7月20日

特別法人税の廃止のためにもiDeCo加入者の拡大が不可欠―2018年7月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績



猛烈な暑さですね。私は仕事で真夏にインドネシアのジャカルタやタイのバンコクに行くことが多いのですが、はっきり言って現在の日本の夏は東南アジアよりも暑いです。株式市場の方も夏枯れ相場で一進一退といったところでしょうか。そんな中、SBI証券で加入している個人型確定拠出年金(iDeCo)の7月の買い付け(6月拠出分)が行われました。少しづつですがiDeCo加入者も増加傾向が続いています。それは良いことだと思う。そして今後、企業型DCも含めた加入者のさらなる拡大と団結が不可欠になってくるでしょう。その理由の1つが、iDeCoのデメリットのひとつと言われる特別法人税の問題があるからです。
2018年7月19日

S&P500に投資するなら東証上場の「SPDR S&P500 ETF」(1557)も有力な選択肢



最近、米国株への投資が人気を集めています。このため米国の株価指数に連動するインデックスファンドやETFへの関心も高まってきました。米国の株価指数と言えば、日本ではダウ平均が有名でしたが、ここにきて本筋ともいえるS&P500の認知度も高まっています。このためS&P500に連動するインデックスファンドも相次いで登場し、例えば「iFree S&P500インデックス」や「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」などが注目を集めています。そうなると改めて注目していいと思うのが、東京証券取引所にも上場しているETF「SPDR S&P500 ETF」(1557)。とくに配当再投資にはこだわらず、逆に分配金をきちんと受け取りたいという投資家(例えば中高年層やリタイア層)がS&P500に投資する場合、有力な選択肢となるのではないでしょうか。
2018年7月16日

就職氷河期世代は強い―世代別に見る老後の備えへの充足度



ニッセイ基礎研究所が、なかなか興味深いレポートを出しています。家計調査によると、就職氷河期世代は老後の備えへの充足度の面では、それほど悪い数字になっていないそうです。

超就職氷河期世代よりも老後が心配な世代-年代別黒字率の変化に思う(ニッセイ基礎研究所)

なんとなく「なるほど。そうかもしれないな」という印象を持ちました。就職氷河期世代は収入や可処分所得の面で最も恵まれていなかったけれど、だからこそ家計管理や資産形成の面では意外と強さを持っているということです。
2018年7月15日

海外ETFならステート・ストリートも捨てがたい―「SPDRポートフォリオETF」の国内取扱がスタート



現在、世界のETF市場はブラック・ロック、バンガード、そしてステート・ストリートの3強体制となっています。その一角であるステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)の超低コストETFシリーズ「SPDRポートフォリオETF」の国内取扱がマネックス証券とSBI証券でスタートしました。

話題の超低コストポートフォリオETFがついに日本へ(マネックス証券)
超低コスト海外ETF(株式型・債券型)を含む合計18銘柄の取扱開始!(SBI証券)

さすがETFの低コスト競争が極限まで進んでいる米国だけにSSGAの「SPDRポートフォリオETF」シリーズも驚異的な低コスト。海外ETFはやや上級者向け投資手法ですが、投資するならSSGAの商品も捨てがたい魅力があります。
2018年7月12日

野村證券が謝罪するぐらい酷い営業が行われていたのだろう



野村證券が奇妙なリリースを発表しています。

「NEXT NOTES S&P500 VIX インバース ETN」早期償還後の対応について(野村證券)

今年2月に起こったいわゆる“VIXショック”で上場ETN信託受益証券「NEXT NOTES S&P500 VIX インバース ETN」がいきなり-96%も暴落して早期償還されてしまったことに関して、野村證券が販売時のリスク説明が不十分だったと謝罪しています。あの野村證券が謝罪するとは珍しい。それほど酷い営業活動が行われていたということでしょう。
2018年7月10日

“仲間”の存在が長期投資を実践するための支えになる



7月7日に恒例の「インデックス投資ナイト」が開催されました。今回はチケットを入手できなかったの参加できませんでしたが、当日はTwitterでいろいろな人が実況ツイートを上げていたので、会場から遠く離れた大阪でもなんとなく盛り上がりを体感できました。また、参加ブロガーが続々と参加レポートをアップしており、それを読むのも非常に楽しいです(水瀬ケンイチさんがリンク集記事をアップしています)。そこで改めて感じたのが、長期投資を実践するためには“仲間作り”が非常に大切だということ。“仲間”の存在が長期投資を実践するための支えになるのです。

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