2018年7月1日

長期投資のためには信頼できるファンドを選びたい―今月の積み立て投資(2018年6月特定口座)



あっという間に6月も終わり、2018年も半分が終わりました。なんとなく株式相場は国内外ともザワザワした感じがありますが、積み立て投資家にとってはこの程度のボラティリティは、ほとんど気になりません。このあたりが長期・積み立て投資の魅力でしょう。6月もいつも通りの買付を実施しました。また、ここにきて再びインデックスファンドの低コスト競争が再加速の兆しです。ファンド間の競争が激化していますが、やはり長期・積み立て投資を実践している者として、信頼できるファンドを選ぶことが非常に重要だという思いを新たにしています。
2018年6月30日

ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズの6ファンドが信託報酬を引き下げ―折れない心でコスト最安値を奪還



ニッセイアセットマネジメントが超低コストインデックスファンドシリーズ<購入・換金手数料なし>シリーズのうち6ファンドの信託報酬を引き下げると発表しました。

<購入・換金手数料なし>シリーズ6ファンドの信託報酬率引下げ(投資信託約款変更)について(ニッセイアセットマネジメント)

<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬が引き下げられるのは今回で4回目となります。純資産残高が増加すれば、その成果を信託報酬の引き下げという形で受益者に還元する姿勢を徹底しているところが、このシリーズが極めて良心的なインデックスファンドシリーズとして高い人気を維持している理由でしょう。最近は競合他社のファンドによる追い上げもきつくなっているのですが、それでも“折れない心”で既存の受益者の利益を尊重し、信託報酬でカテゴリー最安値の地位を奪還したことはあっぱれというほかりません。私も受益者の1人として非常に嬉しいです。
2018年6月29日

GEに追加投資しました―ダウ平均からの除外でアク抜けか



久しぶりに米国個別株に投資しました。今回、買い増したのは今ちょっと話題のゼネラル・エレクトリック(GE)です。ダウ・ジョーンズが1896年に株価指数を創設した際の12銘柄に選ばれて以来の古参銘柄ですが、最近の業績悪化と株価低迷で遂にダウ平均算出銘柄から除外されてしまいました。ただ、ダウ平均からの除外という需給上のイベントを通過したところで、そろそろアク抜けかなという判断。思い切ってナンピン買いに踏み切ったわけです。
2018年6月28日

仮想通貨の普及にとって大きな障害となる物理的インフラ問題



2017年に大きな盛り上がりを見せた仮想通貨ですが、最近はだんだんと話題になることも少なくなり、すっかりトーンダウンしてしまいました。急激な値下がりで大損した投資家も多そう。ただ、「長期的には仮想通貨はもっと普及するはず。それまではガチホールドや」と鼻息の荒いホルダーさんも少なくありません。そういった仮想通貨に投資している人にとって注目すべきレポートが国際決済銀行(BIS)から出ています。

Cryptocurrencies: looking beyond the hype (BIS;Annual Economic Report 2018)

これは仮想通貨に投資している人は必ず読んでおくべきレポートです。なぜなら、仮想通貨やその技術的背景であるブロックチェーンに関して、普及の障害となる物理的インフラ問題に言及しているからです。
2018年6月25日

氷河期世代にとっての資産形成・運用は“負けられない戦い”



私は1976年生まれで、1浪しているので大学卒業が2000年。大学院の修士課程を修了して社会人になったのが2002年です。まさに就職氷河期世代のど真ん中。そんな我が身を振り返りながら、久しぶりに心に刺さるブログを読みました。ななしさんという人が書いているその名も氷河期ブログというブログです。ななしさんは恐らく私とほぼ同世代だと思うのですが、資産形成・運用について根本の部分でかなり近い考え方を持っていると感じたのです。それは、私たち氷河期世代にとって資産形成・運用というのは、まさに“負けられない戦い”だというヒリヒリした感覚です。
2018年6月23日

インデックスについて本格的に学べるサイト「インデックス・リテラシー」が面白い



「つみたてNISA」や個人型確定拠出年金(iDeCo)が普及しつつあることで、インデックス投資の認知度もひと昔前と比べるとかなり高まってきたようです。とはいうものの、まだまだ全体から見ればインデックス投資というのはマイナーな投資手法です。とくに投資初心者にとっては、「そもそもインデックスってなに?」という疑問から始まるケースも少なくないでしょう。そこで、インデックスについて丁寧かつ本格的に学ぶことのできるサイトを紹介します。

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