2018年6月17日

『世界一ラクなお金の増やし方 インデックス投資はじめました』―資産形成・運用を“生活化”した先達の貴重な証言



インデックス投資ブロガー界の“仙人”ことNightWalkerさんの初の単著である『世界一ラクなお金の増やし方 インデックス投資はじめました』が刊行されました。これはなかなか貴重な本です。近年、日本でも普通の庶民が普通に資産形成・運用を日常生活の中に組み込むことが求められるようになっていますが、そういった資産形成・運用の“生活化”に成功した先達による貴重な証言だからです。
2018年6月16日

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が登場―米国株式インデックスファンドの大本命か



すでに何人ものブロガーさんが報告していますが、三菱UFJ国際投信が7月3日付で「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を新規設定します。

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』の設定について(三菱UFJ国際投信)

超低コストインデックスファンドとして注目が高まる「eMAXIS Slim」シリーズですが、新商品は人気が高まっている米国株式インデックスファンドでした。しかもベンチマークは本筋ともいえるS&P500です。信託報酬は税抜0.16%以内となっており、カテゴリー最安値となります。これは米国株式インデックスファンドの大本命になる可能性があります。
2018年6月15日

金融機関による“ハメ込み”は世界共通の悪弊




ブルームバーグを読んでいたら、非常に面白い記事がありました。

ヘッジファンドの一押し銘柄、実は処分売り対象-大学院生が研究論文(ブルームバーグ)

あいかわらずヘッジファンドへのdisりが大好きなブルームバーグですが、今回もふるっています。でも、これって米国のヘッジファンドに限ったことではありません。金融機関が個人投資家を“ハメ込む”のは、どうやら世界共通の悪弊のようです。
2018年6月13日

企業型確定拠出年金(企業型DC)を導入している事業主は、もっと真摯に投資教育をやりなさい



日経新聞によると企業型確定拠出年金(企業型DC)を導入する企業が増えています。

確定拠出年金導入、3万社突破 政府目標上回る(「日本経済新聞」電子版)

企業型DC導入企業の増加で、個人型DC(iDeCo)と合わせた確定拠出年金加入者は延べ733万人となり、20~60歳の9人に1人が加入していることになるとか。よくよく考えると、これは凄いことで。米国ですでに起こったことですが、やはり確定拠出年金の普及が、投資の裾野を確実に広げていく。一方、問題もあります。企業型DCを導入しても、加入者のかなりの部分が元本保証商品での運用を行っており、実際の投資に足を踏み出せていないという実態です。なぜそうなるのか。はっきりいて企業型DCを導入している事業主の責任です。企業型DCの導入に際して義務付けられている投資教育が実に貧弱なために、「どうしたらいいのか分からない」という加入者が多い。だから、企業型DCを導入している事業主には、もっと真摯に投資教育をやりなさいと言いたい。
2018年6月11日

SBI証券のiDeCoプランに残すべき商品はこれだ―2023年までに商品ラインアップを35本以下に削減へ



2018年5月1日から「確定拠出年金法等の一部を改正する法律」が施行されました。これにより確定拠出年金プランの商品ラインアップは上限35本に制限されることになり、すでにこれを上回る商品数をラインアップしている金融機関は猶予期間である2023年までに商品数を35本以下に削減しなければなりません。私はSBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入しているのですが、このほど今後の方針についてリリースがありました。

2018年5月の制度改正に対する、当社対応について(SBI証券)

SBI証券のiDeCoプランの商品数は67本ですから、商品数削減は加入者にとって大きな影響があります。そこで独断と偏見でSBI証券のiDeCoプランに残すべき商品を選んでみました。
2018年6月9日

今年はチケット争奪戦に挑む―「インデックス投資ナイト2018」のプログラムが発表



インデックス投資家のお祭り「インデックス投資ナイト」が今年も開催されます。このほどプログラムとチケット発売日が発表されました。

インデックス投資ナイト2018 プログラム内容のお知らせ(インデックス投資ナイト)

もう今年もそんな時期なのですね。今回も充実したプログラムで面白そう。ぜひ参加したいところですが、問題はチケットを入手できるか。例年、チケット争奪戦が繰り広げられていますから。前回はスピーカーとして登壇したのでチケット争奪戦を免除されて助かったのですが、今年はそういうわけにはいきません。チケット確保に頑張らなければ。

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