2018年5月4日

バンガード社の創設者、ジョン・C.ボーグル氏の著書の新訳が出る



Twitterのタイムラインを眺めていたら、興味深いシェアツイートが目に留まりました。バンガードグループの創設者であるジョン・C.ボーグル氏による『インデックス投資は勝者のゲーム──株式市場から確実な利益を得る常識的方法』という本が出るそうです。一瞬、新刊かと思ったのですが、表紙写真をよく見ると原著タイトル「The Little Book of Common Sense Investing: The Only Way to Guarantee Your Fair Share of Stock Market Returns」とありますから、2007年に刊行された本の新訳ということです。ただ、見逃せないのが「UPDATE AND REVISDE」の文字。Amazonの紹介文を読むと増補改訂第10版を底本にしているとか。これはなかなか興味深い本になりそうです。
2018年5月3日

恒例の関西インデックス投資オフ会です



最近はゴールデンウィーク恒例になっている関西インデックス投資オフ会に参加しました。今回も関西以外から帰省中のkenzさんとくまこさん、関西派の準メンバーともいえるリバモさん、関西旅行中のみぞれさんも参加。くまこさんとは初めてお会いしました。総勢11人です。さすがにこれだけの人数になると、途中に席替えがあったものの全員とお話することができなかったのですが、今回も実に楽しい3時間半でした。
2018年5月2日

投資と労働運動の二正面作戦を戦う



5月1日はメーデーということで、今年も組合休暇を取得してデモ行進に参加してきました。メーデーのデモには、もう10年以上続けて参加しているのですが、世間がなんと言おうが、こういう活動は労働者にとって非常に大事。文字通りデモンストレーションを通じて存在感をアピールしないと、ますます資本による搾取がひどくなるのは目に見えているからです。私は庶民が格差社会に対抗する手段として株式投資の重要性をブログでも指摘してきましたが、同時に労働運動によって労働分配率を高めることも欠かせないと考えています。いま労働者にとって必要なのは、投資と労働運動の二正面作戦を戦うことなのです。
2018年4月30日

日本でもパーソナル・ファイナンス教育が必要だ



日経新聞(電子版)にちょっと気になる記事が載っていました。金融ベンチャーがアンケート調査したところ、日本の20代から30代前半の若者のうち、93%が「自身の金融リテラシーは高くない」と回答したそうです。

金融リテラシー、若者の9割「高くない」(「日本経済新聞」電子版)

さもありなんと思いました。ただ、若者を「不勉強だ」「意識が低い」と批判してはいけないと思う。なぜなら、私も含めて戦後の日本人は、金融リテラシーに関するまともな教育を受けていないのだから。やはり日本でもパーソナル・ファイナンス(個人・消費者としての金融)に関する教育が必要だと強く思うのです。
2018年4月29日

いまさら高スペック人材になれないオッサンが今後の格差社会を生き延びる方法



このブログでも前に少し書いたように、日本も少しずつデフレから脱却しつつあるようです。また、ちょうど決算発表の時期ですが、やはり日本企業の業績も悪くなさそう。いずれも喜ばしいことですが、少し気になる話がありました。日本の景気が回復することで、さらなる格差社会が訪れるかもしれないという指摘です。

好況の日本、物価目標堅持で進む格差拡大の道のり(ロイター)

労働市場や財・サービス市場での需給構造が以前とは変化してしまったことで、景気回復の恩恵を被ることができるのは、一部の企業や高スペック人材に限られるのではという話です。そうなると、私のようにいまさら高スペック人材になれないオッサンは、きたるべき格差社会をどうやって生き延びればいいのでしょうか。
2018年4月27日

まずは3年続けてみる―今月の積み立て投資(2018年4月特定口座)



4月は年度初めということもあり、新入生や新入社員の初々しい姿を目にすることが多かったです。いろいろと新しいことの挑戦する季節。投資も同じで、今年から「つみたてNISA」やiDeCoでの積み立て投資を始めた人もいるのでは。そういう人にちょっとだけアドバイスすると、まずは3年は続けてみるということです。そうすると、積み立て投資の面白さが見えてくるかもしれません。私自身は現在、積み立て投資6年目に入りましたが、ようやくその面白さが実感として分かってきました。

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