2017年7月4日

GPIFがESG投資を開始―これも機関投資家に課せられた社会的責任か



年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がこのほど、日本株のパッシブ運用部分で環境や社会、企業統治などの非財務的要素を考慮した「ESG投資」を開始したと発表しました。

ESG指数を選定しました(GPIF)

3つの指数を採用し、約1兆円を振り分けるそうです。ESG投資に関しては様々な意見があるのですが、年金基金などがこれを採用するのは世界的な流れでもあります。これも機関投資家に課せられた社会的責務ということでしょうか。
2017年6月29日

イオン銀行のiDeCoプランは良心的―運営管理手数料無料で選択肢の有力候補に浮上



すでに何人かのブロガーさんが報告していますが、7月3日からイオン銀行が個人型確定拠出年金(iDeCo)に参入します。

イオン銀行のiDeCo(イオン銀行)

なんと運営管理手数料は無条件で無料(国民年金基金連合会への手数料月額105円と事務委託先金融機関への手数料月額66円はすべての金融機関のプラン共通で必要)。商品ラインアップも「たわらノーロード」シリーズなど低コストなインデックスファンドが揃っています。さらにユニークなアクティブファンドとして「ひふみ年金」もラインアップしているところが憎いですね。SBI証券、楽天証券、みずほ銀行と並んでiDeCoプランの選択肢として有力候補に浮上したと思います。
2017年6月27日

タカタのような破綻企業の株は買っていはいけない―今月の積立投資(2017年6月特定口座)



相変わらず歯槽膿漏の調子が悪いです。歯医者でのメンテナンスやや日常の洗浄を強化したことで全体的には調子が上がってきたのですが、とくに悪化している歯1本の歯茎の腫れがなかなかひかない。おかげで最近は投資どころではりません。やっぱり体調不良などが続くとインデックスファンドの積み立てなど“ほったらかし投資”は本当に楽なのです。個別株投資なら、こうはいきません。とくに最近は優良企業と見られていた企業が突然に経営危機に陥ったりしますから。
2017年6月26日

「i-mizuho東南アジア株式インデックス」の第4期運用報告書を読む―好調な成績も実質コストが高い



私は個人的に東南アジアへの投資が好きなので、インデックス投資でもポートフォリオの新興国株式クラスの中で東南アジア株式をオーバーウエートしています。そこで愛用しているのがブラックロック・ジャパンのインデックスファンド「i-mizuho東南アジア株式インデックス」。このほど第4期(2016年5月3日~2017年5月2日)の運用報告書が交付されたので、さっそく目を通してみました。この期は株価の堅調さに加えて現地通貨の上昇もあったので騰落率は+15.2%と良好でした。今回も分配金を出さなかったのも良い判断だと思います。ただ気になることも。ちょっと実質コストが高いのです。
2017年6月25日

「投資の鉄人」トークイベントに参加しました―生活者としての常識を鍛えよう



先日、梅田・蔦屋書店で開かれた「資産運用で大切な4つのこと」『投資の鉄人』著者4人によるトークイベント&サイン会に行ってきました。岡本和久さん、馬渕治好さん、竹川美奈子さん、大江英樹さんという“投資の鉄人”が、個人投資家を惑わす「情報」「相場」「商品」「自分」という4つの罠について語ってくました。とはいえ、投資の鉄人が強調しているのは何も難しいことではなりません。共通するのは、「生活者としての健全な常識を鍛えろ」ということでしょう。
2017年6月24日

ひふみ投信が米国株への投資を開始―運用戦略は新たなステージに突入



私はサテライトポートフォリオの一部として「ひふみ投信」を保有しているのですが、「ひふみ投信」は受益者限定で月次運用報告書とは別に中間レポートを月中に発行しています。このほど配信された6月次の中間レポートを読んで“おっ!”と思ったことが。いよいよ米国株への投資を開始したそうです。

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