2017年6月3日

日経平均2万円超えでポートフォリオが崩れてきた―相場の先行き予想よりもポジション管理が大切だよ



6月2日に日経平均株価が久々の2万円台を回復するなど相場つきが良くなってきました。米国株も過去最高値の水準で推移していますから保有するリスク資産も過去最高の評価額となっています。やっぱり投資家の端くれとして、相場が好調だと気分がいいね。ただ、困った問題も発生しています。リスク資産の評価額が大きく上昇したことで、資産全体のポートフォリオ配分が少し崩れてきた。とくに無リスク資産のウエートが大きく下がっていることが気になります。すぐにどうこうする必要はないと思いますが、この調子が続くようだと、ちょっと対策が必要かもしれません。
2017年6月1日

「eMAXIS JPX日経中小型インデックス」は面白い―日本の中小型株投資はスクリーニングが絶対に必要



三菱UFJ国際投信が6月12日に「eMAXIS JPX日経中小型インデックス」を新規設定します。

『eMAXIS JPX日経中小型インデックス』募集・設定について(三菱UFJ国際投信)

日本の中小型株を対象とした本格的なインデックスファンドの登場ですし、信託報酬も税抜0.4%と比較的低廉。ポートフォリオの味付けとしてなかなか面白い商品だと思います。とくにJPX日経中小型株指数をベンチマークにした点も評価できるのでは。というのも日本は新興市場を含む中小型株に投資する場合、銘柄のスクリーニングが絶対に必要だと感じていたからです。
2017年5月31日

金融庁さん、次は地方を回ってください



虫とり小僧さんからの告知がありましたが、5月29日に金融庁と個人投資家による意見交換会第2弾がありました。残念ながら今回は参加できませんでしたが、すでにいろいろなブロガーさんが報告の記事を書いてくれているので、今回もかなり盛り上がり、有意義な意見交換会となったようです。それで少し思ったのですが、いつも東京での開催というのはどうなんでしょうね。やはり地方在住者としては、「金融庁さん、次は地方を回ってください」と言いたい。やはり今も昔も運動というのは、地方をドサ回りしてこそ本物になるのですから。
2017年5月30日

「iTrust世界株式」第1期運用報告書を読む



サテライトポートフォリオとして少額ですが積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の第1期運用報告書が出ました。第1期は設定初年度ということもあり2016年2月19日~2017年4月10日までの変則決算なので実質コストなどは参考値として見る必要があります。ファンドの騰落率は+13.9%、参考指数であるMSCIワールド指数(ネット配当込み)の騰落率は+20.8でした。残念ながら前期は参考指数を大きくアンダーパフォームしたことになります。昨年11月からのトランプ相場に追随できなかったことが敗因と言えるでしょう。
2017年5月28日

クラウドファンディングに参加しました



最近は新しい金融の仕組みが様々に登場し、個人でも簡単に資金を投じることができるようになっています。そんな新しい金融の仕組みとして注目されているひとつが、クラウドファンディングでしょう。ちょっといろいろと思うところがあって、あるプロジェクトのクラウドファンディングに参加してみました。
2017年5月26日

投資は資産形成のエンジンではない―今月の積立投資(2017年5月特定口座)



通常の課税口座での今月の積立投資を実行しました。といってもSBI証券の自動積立サービスを利用しているので、とくにやることはありません。あいかわらずほったらかしで毎月淡々とインデックスファンドの買付が行われています。早いもので私がインデックスファンドの積立投資を開始して5年目に突入しています。積立投資というのは一種の入金投資法ですが、実際にやってみるといろいろと気づく点も多いです。とくに最近つくづく思うのは、個人にとって投資は資産形成のエンジンですらないということです。

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