2017年5月31日

金融庁さん、次は地方を回ってください



虫とり小僧さんからの告知がありましたが、5月29日に金融庁と個人投資家による意見交換会第2弾がありました。残念ながら今回は参加できませんでしたが、すでにいろいろなブロガーさんが報告の記事を書いてくれているので、今回もかなり盛り上がり、有意義な意見交換会となったようです。それで少し思ったのですが、いつも東京での開催というのはどうなんでしょうね。やはり地方在住者としては、「金融庁さん、次は地方を回ってください」と言いたい。やはり今も昔も運動というのは、地方をドサ回りしてこそ本物になるのですから。

意見交換会の様子は、参加されたブロガーさんの記事を読むとよく分かります。

金融庁と個人投資家の意見交換会で感じた利害の一致(梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記))
第2回 積立NISA説明会@金融庁に行って、つい、ホンネも言ってしまいましたの巻(NightWalker's Investment Blog)
金融庁と個人投資家の意見交換会に行ってきました(ついに幹部登場・5月29日)(いつか子供に伝えたいお金の話)
金融庁と個人投資家の意見交換会に参加した(夢見る父さんのコツコツ投資日記)
金融庁の積立NISA意見交換会に参加!家族に紹介しようと思える制度(しまうまの鳴き声を知っているか。)
金融庁に行って来ました(エセ建築士が投資で人生を設計するよ)

他にもあると思うのですが、管見なので見つけられませんでした。ごめんなさい。

それにしてもブロガーさんの記事を読むと、やはり金融庁は本気で日本における長期・分散・積立投資の普及を目指しているということが分かります。もちろん、そこには国民の厚生経済の観点と合わせて国益拡大という狙いがあるはずです(関連記事:積立NISA創設に込められた国家の意志―金融庁の積立NISA説明会に参加しての所感)。

それでも皆さんが指摘しているように、少なくとも個人投資家にとっては良い方向へ日本の投資・運用業界を変えようとしているし、さらには日本の投資文化のあり方さえも買えようとしている金融庁の姿勢は大いに評価するべきです。

だから、今回のように金融庁が個人投資家と直接対話することを、どんどんと進めるべきです。そうすることによって金融庁が考えていることを広く国民に知らすことで、従来のような規制ではなく、一種の規範(それが“フィデューシャリーデューティー”です)への認識を国民と共有することで、悪弊に流れがちな日本の投資・運用業界を少しでも良い方向に持っていって欲しいと思います。

その上でとくに言いたいのですが、個人投資家は東京だけでなく全国にもたくさんいます(実際に今回の意見交換会には山口県から駆け付けた人もいたとか)。そういった地方在住の個人投資家と対話する機会を金融庁はもっと作るべきでしょう。これは政治家から宗教家、はたまた演歌歌手や芸人まで同じですが、やはり自分の考えを広く国民に知らせるためには地方を回ることがとても大切。それをドサ回りと言って避けていてはいけない。ドサ回りこそプロモーションの究極形なのですから。

そんなわけで金融庁さんには、次はぜひ地方での意見交換会を開いて欲しいと、やはり地方在住の個人投資家として強く希望します。

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