2016年10月5日

インデックスを凌駕する素晴らしいパフォーマンス―ひふみ投信の2016年9月の運用成績



ひふみ投信の8月次運用報告書が出ました。2016年9月の運用成績は騰落率が+4.9%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+0.3%でしたから、9月は指数を大きくアウトパフォームしました。また、9月30日で第8期(2015年10月1日~2016年9月30日)は決算となります。ひふみ投信の第8期の騰落率は+7.2%。TOPIX(配当込み)の騰落率は-4.2%ですから、インデックスをはるかに凌駕する素晴らしいパフォーマンスだったことになります。第8期は参考指数の騰落率がマイナスになるなど極めて厳しい相場環境でしたが、そこでこの成績とは恐れ入りました。まさに「守りながらふやす運用」を実現してくれました。本当に脱帽です。やはりインデックスを上回るアクティブファンドは確実に存在するということを今期も証明したわけです。なお、9月30日段階での純資産残高は331.4億円(前月は311.7億円)、受益権総口数は10,019,267,515口(前月は9,886,224,211口)となりました。あいかわらず受益者の信頼が厚く、安定した資金流入が続いています。しかし、これだけ素晴らしいパフォーマンスを見せつけられると、資金が流入するのもむべなるかなです。
2016年10月4日

投資している男は本当にモテるのか



三井住友アセットマネジメントのwebサイトにマイナビニュースとのタイアップ企画記事が掲載されているのですが、読んでみていろいろ複雑な気持ちになりました。

外見重視の時代は終わった!?今モテるのは資産形成ができる男!(三井住友アセットマネジメント)

しょせんはマーケティング記事ですから、話半分で聞いておけばいいのですが、それでも気になるのは、はたして本当に投資している男はモテるのかということ。うーん、現実は厳しいよ。まだまだ投資に理解のある女性は、そんなに多数派ではないはず。やっぱり「投資=ギャンブル」とか、「投資は怖い」という感覚が、男女ともに強いです。婚活中の私が言うのだから、間違いない。
2016年10月3日

投資で最も大切なことはリスク資産と無リスク資産のウエート管理



定期的に日本では投資ブームが起こるのですが、なかなか定着しません。とくに長期投資は相場環境が悪くなると、すぐに退場者が出て「やっぱり投資は難しい」という話になってしまいます。なぜ投資が難しいのでしょうか。それは「投資は余裕資金でやらなければならない」という大原則の意味を厳密に捉えていないからでしょう。これは心構えの問題ではありません。もっと厳密にリスク資産と無リスク資産のウエートを管理し、常にリスク資産のウエートが自分のリスク選好とリスク許容度の範囲内に収まるようにコントロールしなければならないということです。実際、私はリスク資産のポートフォリオ配分などはかなり大雑把な管理しかしていませんが、リスク資産と無リスク資産のウエート管理には常に気を配っています。そして、これさえしっかりとできていれば多少の含み損も気になりません。そうなれば、投資はぜんぜん怖くなくなる。それこそ投資したことなんか忘れて、南の島にでも遊びに行けるのです。
2016年10月2日

iFreeの専用サイトが充実している―ロボアドバイザーやシミュレーションもなかなか優秀だ



大和証券投資信託委託の超低コストインデックスファンドシリーズ「iFree」の専用サイトがオープンしていました。すでにカン・チュンドさんが紹介していますが、まさにカンさんが指摘するように、なかなか充実したサイトになっています。

iFreeインデックスシリーズの専用サイトがオープン!(カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!)

とくに「iツール」は注目です。ロボアドバイザー「ファンドロイド」や「ドルコスト平均法シミュレーヨン」は、なかなか優秀です。インデックス投資初心者でもいろいろと確認できるので、投資をスタートさせる手助けになりそうです。
2016年9月30日

ひふみ投信がグッドデザイン賞を受賞―特別な倶楽部のような楽しさがある



私も保有しているアクティブファンド、ひふみ投信がこのほどグッドデザイン賞を受賞しました。

ひふみ投信が2016年度グッドデザイン賞を受賞しました(レオス・キャピタルワークス)

直販投信が受賞するのは初めてだそうです。たしかに投資信託がグッドデザイン賞を受賞するというのは珍しい。ただ、受益者の一人としは、特段に奇異な感じを受けませんでした。確かにグッドデザイン賞に選ばれてもおかしくない楽しさが、ひふみ投信にはあるからです。

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