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2016年10月2日

iFreeの専用サイトが充実している―ロボアドバイザーやシミュレーションもなかなか優秀だ



大和証券投資信託委託の超低コストインデックスファンドシリーズ「iFree」の専用サイトがオープンしていました。すでにカン・チュンドさんが紹介していますが、まさにカンさんが指摘するように、なかなか充実したサイトになっています。

iFreeインデックスシリーズの専用サイトがオープン!(カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!)

とくに「iツール」は注目です。ロボアドバイザー「ファンドロイド」や「ドルコスト平均法シミュレーヨン」は、なかなか優秀です。インデックス投資初心者でもいろいろと確認できるので、投資をスタートさせる手助けになりそうです。

iツールには、最適なポートフォリオ配分を提案してくれるロボアドバイザー「ファンドロイド」のほか、ファンドを組み合わせることでリターン・リスクがどのように変化するのかを過去のデータから分析する「資産分散シミュレーヨン」、やはり過去のデータからドルコスト平均法で積み立てた場合の結果を紹介する「ドルコスト平均法シミュレーション」があります。

ファンドロイドは最近の流行ですが、実際にやってみるとなかなか優秀でした。私の場合、簡易型ポートフォリオ配分で国内株式30%、海外株式40%、国内債券10%、海外債券20%となりましたが、これは私が実際にインデックスファンドで投資しているポートフォリオとほぼ同じ。多資産型だと若干REITが多くなってしまうのですが、これはロボアドバイザーに共通の傾向です。それよりも為替リスク回避型のポートフォリオも提案してくれるのは親切です。

さらに面白いのはドルコスト平均法シミュレーションでしょう。積立開始時期を自由に設定して、現在まで積立を続けた場合の平均購入価格、購入口数、総投資額、評価額を一覧できます。しかも一括購入した場合と比較できる点が素晴らしい。実際にやってもらうと分かるのですが、積立開始時期によっては一括購入の方が圧倒的にリターンに優れているということがよくわかります。

これなら投資初心者が「ドルコスト平均法は一括購入より有利」といった間違った認識を持つ危険性が減るでしょう。同時に、一括購入で大きく利益を出すには、極めて限定したタイミングをとらえて投資しなければならないことも分かります。その難しさに気づくことができれば、やはり投資初心者にとって非常に便利なシミュレーション・ツールになると思います。

なかなか大和証券投資信託委託がiFreeシリーズにかける思いの本気度が伝わってくる充実したサイトです。iFreeシリーズを購入しなくても、iツールを使って様々なシミュレーションするだけで、いろいろと気づくことも多いですから、関心のある人はぜひ見てみてください。

あと、個人的には“Coming Soon!”となっているコンテンツ「フリーアナウンサー高田のどかの投資信託、はじめます。(仮)」が、けっこう楽しみだったりします。

【ご参考】
iFreeシリーズはSBI証券、楽天証券のほか、マネックス証券でも販売が始まりました。いずれの証券会社もネットから簡単に無料で口座開設できます。
SBI証券楽天証券マネックス証券

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