「ダナー」の短靴が安かった―私のTポイント投資大作戦（2020年11月）

 

SBI証券を使って実践しているTポイント投資大作戦の定例報告、そして恒例の“買い物日記”です。2020年11月の投資ポイント数は545ポイントでした。購入したファンドは今回もニッセイアセットマネジメントの「＜購入・換金手数料なし＞ニッセイグローバルリートインデックス」です。11月もSBI証券の投信マイレージサービスで付与されるのポイントに加えて、日々の買い物をYahoo!カードで決済することでTポイントを稼ぎました。今月はとくに大きな買い物の予定もなかったのですが、ちょっと革靴を買ってしまいました（またか！）。購入したのは「ダナー」のプレーントゥの短靴。なんとなくABCマートに入ったら、セールで非常に安かった。つい衝動買いしてしまったのです。

日本には感謝祭の風習はないのに、なぜか最近はブラック・フライデーのセールが行われるようになっています。それで妻が服を買いたい言い出したので買い物に付き合ったのですが、その途中でたまたま目に入ったABCマートにふらりと入りました。そこで見つけたのが今回購入したダナーの短靴です。セール価格で1万円台と安い。ひやかしで半分で試着してみたら、みょうにカッコよく思えてきたわけです。

よく考えると普段のカジュアルスタイルのときに履く靴をあまり持っていないことに気付きます。いま持っているカジュアルシューズと言えば、トリッカーズのカントリーブーツは別格として、あとはニューバランスのスニーカーとハッシュパピーのスエードのウイングチップだけ。だったら、もう一足ぐらいあってもいいはずと勝手に自分を納得させ、購入してしまったのです。

ダナーと言えばワークブーツやアウトドアブーツで有名な米国のブランドです。レザーとゴアテックスを組み合わせることで高い防水性を実現したブーツ「ダナーライト」はブランドのアイコンとして非常に人気があります。ただ、最近は比較的安価な商品もたくさん登場しています。というのも同社は現在、日本のABCマートの傘下になっており、ABCマートがダナーブランドで比較的低廉な商品を作っているからです（いわゆる別注品というやつ）。

今回購入したのも、そんな低価格ラインの商品です。それでもダナーのブランドがあるだけにアッパーはなかなか肉厚なオイルドレザーが使われており、きちんとステッチダウン製法で作られているのでオールソール交換による修理も可能という本格的な作り。アウトソールもビブラム社製です。これだけ見ると、なかなか1万円台の靴には見えないでしょう。

ただしよく見ると、やはり低価格の理由もわかります。ライニングは踵部分こそレザーですがそれ以外はコットンクロス。標準装備のカップインソールを外すと、その下のインソールはパルプ材です。まあ、このあたりが値段相応といったところでしょうか。そのかわり、気楽にガシガシはけるので普段使いのカジュアルシューズとしては十分とも言えます。

きちんと手入れすれば、それなりに長期間は愛用することができるでしょうし、アッパーのオイルドレザーもある程度は経年変化を楽しめるはず。将来的にはいろいろとカスタマイズするのも面白いかもしれません。色はダークブラウンなので、ブルージーンズなどと合わせるとなかなか決まります。

こんな感じでまた靴が増えてしまったのですが、妻からはさっそく「これで当分、靴は買わなくていいね」と釘を刺されてしまいました。でも、じつは既に次に買おうと思っている本命の本格革靴のリサーチを進めていることは秘密なのです。

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