2019年7月21日

SBI証券でTポイント投資がスタート―投信マイレージサービスもTポイント付与に



私もメイン口座として使っているSBI証券が7月20日から投資信託の購入にTポイントが使えるサービスを開始しました。それに合わせてキャンペーンも実施しています。

総額2,620万円相当!Tポイント導入記念3大キャンペーン開催中!(SBI証券)

Tポイントの導入で投資信託保有額に応じてポイント付与される投信マイレージサービスも対象ポイントがSBIポイントからTポイントに変更されます。ポイントというのは意外と無駄にしがちですが、投資信託が買えることでさっさと換金性のある商品に交換できるのは消費者としてありがたいです。

Tポイントの導入でSBI証券では最低100円から投資信託の購入代金に1ポイント=1円のレートでTポイント(期間固定Tポイントを含む)を当てることができます。ただし、積立買付や口数買付やジュニアNISAは対象外となります。ポイント投資は、既に楽天証券が楽天スーパーポイントで投資信託の購入を可能にし、業界に大きなインパクトを与えていたわけですが、ライバルのSBI証券としてはTポイント陣営と組むことで対抗しようというわけです。

また、今回のTポイント導入に合わせて太っ腹なキャンペーンも実施しています。Tカード番号を登録するだけで先着6万名に期間固定Tポイント100ポイントがプレゼントされます(11月初旬に付与予定)。また、新規口座開設者には20万円相当のTポイントを100人で山分けも。そのほか、口座保有者がTポイントサービスに登録すれば、抽選で20人にTポイント100万ポイントがプレゼントされます(キャンペーン期間はいずれも2019年7月20日~9月30日)。私もさっそく登録しました。

SBI証券は投資信託の保有額に応じてポイントを付与する投信マイレージサービスを実施していますが、こちらも対象ポイントが従来のSBIポイントからTポイントに変更されます。ただし、新サービスを受けるためには申し込みが必要。SBI証券のウェブサイトで、「口座管理」>「お客様情報設定・変更」>「ポイントプログラム」と進んで設定を行います。これを行わないとTポイントが自動付与されません。SBIポイントの付与は2019年12月末で終了するので、SBI証券を使っている人はすぐに切り替え手続きを行いましょう。

投資信託購入でのTポイント導入と投信マイレージサービスでのTポイント付与でSBI証券の利便性が一段と高まりました。投信マイレージサービスは保有残高1000万円未満は年率0.1%相当、1000万円以上は年率0.2%相当のポイントが付与されるので、保有金額が大きくなってくると意外とポイントが貯まります。それを簡単に再投資できるわけですからじつに便利。しかもポイントサービスというのは企業の都合でいつでもサービス改悪が可能なので、もらったポイントはさっさと商品に交換するのがベストなのです。

近年、ネット証券ではポイント投資への注目が高まっています。楽天証券が楽天スーパーポイントで投資信託の購入を可能にしたのに続き、SBI証券でもTポイントで投資信託が買えるようになったことで、両社の競争は一段と激しくなりました。そして、投資信託の購入がぐっと身近にもなります。投資信託を使った投資に興味ががあるけれども、なんとなく怖いなと思っている人は、まずは貯まっているポイントを使って投資を始めるのもいいかもしれません。なくなってもかまわないぐらいの少額から始めるのが、投資には何よりのトレーニングになるからです。

【ご参考】
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