2021年5月16日

投資戦略を左右するワクチン接種―ひふみ投信の2021年4月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2021年4月次運用報告書が出ました。4月の騰落率は-1.73%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は-2.84%でした。純資産残高は4月30日段階で1456億円(前月は1474億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は6760億円(前月は6746億円)となりました。米国の長期金利上昇や日本を含むアジア地域での新型コロナウイル感染拡大などの悪材料で厳しい相場環境の中で、なんとか参考指数をアウトパフォームしています。こうした下落局面で損失を抑えることが長期運用では極めて大切になります。新型コロナ禍に関しては欧米を中心にワクチン接種が進みつつあります。日本はやや遅れ気味ですが、今後の投資戦略はワクチン接種の動向に左右されることになりそうです。
2021年5月13日

新型コロナワクチン大規模接種センターの予約はネットとLINEのみ―いまこそ親孝行をするべきとき

 

GW明けから、いよいよ新型コロナウイルワクチンの接種が本格化してきました。政府は7月末までに高齢者への接種を終えることを目指しており、これが実現すればいよいよ新型コロナ禍から脱出の出口が見えてきます。とくに人口の多い大都市部での接種を急ぐ必要があり、5月24日から東京と大阪に大規模接種センターも開設されます。ところがここで問題がひとつ。大規模接種センターの予約はインターネットとLINEのみとなるため、高齢者から不安の声が上がっています。

そこで思ったのですが、こんなときこそ現役世代は“親孝行”のチャンスです。
2021年5月10日

インフレを考慮しない資産形成・運用は狂気の沙汰

 

株式価格の上昇で、“コロナ・バブル”の声さえ出ているわけですが、この株価上昇の根拠のひとつにインフレ論があります。各国の中央銀行が空前の金融緩和を実施し、貨幣価値が下落(=インフレ)したことよって、株価の上昇も正当化されるわけです。はたして本当に世界は今後、インフレへと向かうのでしょうか。ウォール・ストリート・ジャーナルに面白いコラムが載っていまた。

インフレ時代への大転換、5つの予兆(ウォール・ストリート・ジャーナル)

現在は、こういった視点を絶対に無視してはいけないと思うのです。
2021年5月6日

「感動セットアップ」は感動できるか―今年は“シャカシャカ系”にも挑戦します

 

新型コロナウイルス禍で在宅勤務が増加したこともあって、ビジネスシーンでのスタイリングが一段とカジュアル化しました。そんな中、急速に普及したのが“シャカシャカ系”と呼ばれる合繊100%の機能性スーツ・セットアップです。


これまでどうも合繊100%のジャケットやスラックスには抵抗があったのですが、なかなか評判が良さげなのでこの夏は私も“シャカシャカ系”に挑戦しようと思い、ちょっと買い物に行ってきました。
2021年5月4日

4年ぶりに登場した“1兆円ファンド”の内実―本当に「資産形成」に使えるファンドなのか

 

4年ぶりに純資産残高1兆円を超える投資信託が登場し、しかも従来のような毎月分配型ファンドでないことに注目する記事がモーニングスターで出ていました。


記事では「4年ぶりに誕生した久々の1兆円ファンドだが、かつて市場を席巻した「毎月分配型」とは異なり、極力分配金を出さずに、中長期の資産形成に資するファンドという特徴がある。新しい投信市場の幕開けを予感させる動きだ」と特筆しているのですが、実際に当該ファンドの目論見書を読むと、なんとも釈然としないものがあります。はたしてこの“1兆円ファンド”は、本当に「資産形成」に使えるファンドなのでしょうか。
2021年5月1日

PayPayを使ってシルクのニットタイを実質無料で購入―私のTポイント投資大作戦(2021年4月)

 

SBI証券を使って実践しているTポイント投資大作戦の定例報告&“買い物日記”です。2021年4月の投資ポイント数は1169ポイントでした。購入したファンドはいつも通りニッセイアセットマネジメントの「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックス」です。4月は特記すべき買い物としては、先日ブログで報告したようにアディダスのスタンスミスを購入しました。
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その他にも細々としたものをYahoo!ショッピングで購入していたのですが、ふと気づくとキャンペーンなどで付与されるPayPayボーナスの残高がかなりの額になっていました。そこでこれを使ってシルク製のニットタイを購入しました。購入代金全額をPayPayボーナスの残高から支払ったので、実質無料で入手したことになります。

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