2021年4月18日

相談されたら“常識”を教えてあげよう―2021年4月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績

 

早いものでもう4月。街を歩いているの新入社員らしき姿をよく見かけます。もっとも、私の勤務先は零細企業なので定期採用などしておらず、今年も新入社員はゼロです。相場の方は相変わらず堅調で、SBI証券で運用している個人型確定拠出年金(iDeCo)も評価額がどんどん増えています。このほど4月の買付(3月拠出分)が約定しましたが、評価額はまたもや過去最高を更新しました。多くの加入者も同じような状態でしょう。おかげで最近、同じ職場でiDeCoに加入している数少ない後輩社員から、「いろいろアドバイスしてもらったおかけで、本当に助かりました」と言われます。これはiDeCoに限らず、企業型DCでも同じでしょう。個人型、企業型ともにDCは少しクセのある制度なので、やはり後輩から相談されれば、親切に“常識”を教えてあげるべきなのです。
2021年4月16日

日本株は堅調、新興国株は勢いが一服か―「iTrust世界株式」の2021年3月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2021年3月次運用報告が出たので定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の3月の騰落率は+6.34%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+6.11%でした。ここしばらく参考指数を下回る状態が続いていましたが、3月は再びアウトパフォームするなど勢いが戻ってきました。一方、ピクテはこれまで好調だった新興国株式の勢いが一服するとの見通しも出してきました。
2021年4月13日

いつまでもあると思うな、そのファンド

 

近年、投資信託による積立投資の認知度が少しずつ高まってきました。これから積立投資をスタートさせようと考えている人もいることでしょう。その場合、最初に考えなければいけないのは、どの資産カテゴリーに投資するのかということですが、それが決まったら次はファンド選びです。インデックスファンドの場合は、やはりコストの安いファンドを選ぶというのがセオリーなのですが、もうひとつ注意する点があります。それは、ファンドに安定的に資金が流入しているかです。投資信託というのは、意外と償還リスクがあるのです。
2021年4月10日

「コーヒーフロート戦略」は成功するか―ひふみ投信の2021年3月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2021年3月次運用報告書が出ました。3月の騰落率は+5.04%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+5.71%でした。純資産残高は3月31日段階で1474億円(前月は1393億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は6746億円(前月は6239億円)となりました。前月に続いて参考指数をアンダーパフォームしていますが、大負けした2月と比べると差を縮めており、ポートフォリオの組み換えが成果を上げ始めたようです。現在のポートフォリオ戦略を「コーヒーフロート戦略」と呼んでいるのだとか。はたして成功するのか。大いに気になるところです。
2021年4月7日

本革の「スタンスミス」を手に入れるのは、いまがラストチャンスか

 

久しぶりにスニーカーを買いました。アディダスの「スタンスミス」です。定番中の定番商品ですから「いまさら、なぜ?」と思うかもしれませんが、もちろん理由があります。スタンスミスはアッパーの素材が本革というのが基本でしたが、2021年から合成皮革に変更されてしまいました。そこで、まだ本革のスタンスミスが流通在庫として存在している間に、慌てて入手したわけです。本革のスタンスミスを手に入れるのは、いまがラストチャンスかもしれません。
2021年4月5日

ニッセイAMがアクティブファンドの信託報酬を引き下げ―アクティブファンドも既存ファンドの信託報酬を引き下げる時代に

 

ニッセイアセットマネジメントが日本株に投資するアクティブファンド「ニッセイ日本株ファンド」の信託報酬を4月1日から引き下げました。


これまでインデックスファンドの低コスト化をリードしてきたニッセイAMが、ついにアクティブファンドの信託報酬も引き下げにも踏み切ったわけです。しかも新規設定ではなく既存ファンドの信託報酬を引き下げる手法を採用したことは極めて大きな意味があります。

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