2020年1月25日

DCに採用されているファンドの責任―2020年1月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績



2020年が始まって、ようやく気分的にも通常モードになりました。それに合わせてというわけではないですが、今年の積立投資も本格的にスタート。第1弾はSBI証券のオリジナルプランで拠出・運用している個人型確定拠出年金(iDeCo)の1月の買付(12月拠出分)です。いつも通りの商品ですが、12月から購入・保有ファンドの一部で信託報酬が引き下げられました。素晴らしいことだと思います。確定拠出年金(DC)に採用されているインデックスファンドは一般販売されているファンド以上にコストを抑える責任があると思うからです。
2020年1月22日

運用の安定度、効率が一段と高まる―「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」第6期運用報告書を読む



ニッセイアセットマネジメントの「<購入・換金手数料なし>シリーズ」のうち主要ファンドの運用報告書が交付されました。さっそく自分が保有している「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の第6期(2018年11月21日~2019年11月20日)運用報告書を確認しました。同ファンドは現在、先進国株式インデックスファンドとしては最大の純資産残高となっており。第6期も順調にファンド規模が拡大したことで運用の安定度、効率がともに一段と高まりました。
2020年1月21日

「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」が信託報酬を引き下げ―パイオニアへの評価は別格



「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」表彰式の場で衝撃的に発表されたそうですが、宣言通りにニッセイアセットマネジメントが超低コスト先進国株式インデックスファンド「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の信託報酬を2月21日付で引き下げます。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの 信託報酬率引下げについて(ニッセイアセットマネジメント)

引き下げ後の信託報酬は年0.093%(税抜)となり、先進国株式インデックスファンドとしてカテゴリー最安値を更新します。今回で信託報酬の引き下げは6回目となり、ほとんどのケースでカテゴリー最安値を“更新”していることは特筆に値します。これは、どれだけ評価してもし過ぎることはないと思う。なぜなら、パイオニアへの評価というのは単純な比較を超えた“別格”だからです。
2020年1月19日

インデックス投資家における新派と旧派―「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」雑感



「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」の表彰式が1月18日に開催されました。今回は妻とミュージカルを観に行く先約があったので参加できませんでしたが、参加者によるTwitter実況などで大いに楽しんだ次第です。今回の投票の結果にも、いろいろと考えさせられました。ラインクインしたファンドはいずれも良質な素晴らしいファンドばかりですが、中でも投票している個人投資家、とくにインデックス投資家の裾野の広がりがファンドの評価軸にも微妙な差を生んでいるように感じられ、非常に興味深かったです。
2020年1月18日

参考指数を大きくアウトパフォーム―「iTrust世界株式」の2019年12月の運用成績



サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2019年12月次運用報告が出たので定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の12月の騰落率は+3.79%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+2.84%でした。10月、11月と参考指数を下回っていましたが、12月は大きくアウトパフォームしています。2019年は米国株が好調でしたが、ピクテによると2020年は新興国市場に期待できるそうです。
2020年1月17日

国内株式インデックスファンドの低コスト化に期待―「Smart‐i TOPIXインデックス」が信託報酬を引き下げ



既に多くのブロガーさんが報告していますが、備忘録として紹介します。りそなアセットマネジメントが「Smart-i TOPIXインデックス」の信託報酬を2月28日から引き下げます。引き下げ後の信託報酬は税抜0.14%となり、TOPIX連動のインデックスファンドとしてはカテゴリー最安値に並びます。

Smart-i TOPIXインデックス 運用管理費用(信託報酬)引き下げのお知らせ(りそなアセットマネジメント)

これまでインデックスファンドの低コスト化は、どちらかというと海外株式インデックスファンドを中心に進んできましたが、りそなAMの挑戦を契機に国内株式インデックスファンドの低コスト化にも期待したいところです。

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