2019年8月16日

米国株は急落の公算が一段と大きくなる―「iTrust世界株式」の2019年7月の運用成績



サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2019年7月次運用報告が出たので定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の7月の騰落率は+3.34%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+2.58%でした。前月に続いて参考指数をアウトパフォームしています。このところ好調な運用が続いている「iTrust世界株式」ですが、8月に入ってから市場の先行きに対しては厳しい見方を強めています。とくに米国株は急落の公算が一段と大きくなったと分析します。
2019年8月15日

モーニングスターのブロガーミーティングに参加しました―SNSの新しい可能を知る



このほどモーニングスターさんが実施したブロガーミーティングに参加しました。モーニングスターには個人的な思い入れがあるので、ちょっと感慨深いものがあります。同じ日に参加した他のブロガーさんも知った顔が多く、リラックスして、ちょっと辛辣な意見も述べてしまいました。モーニングスターさん、失礼しました。あと、他のブロガーさんの話を聞いていて、SNSの新しい可能性に気づけたのも今回の大きな収穫です。
2019年8月14日

為替ヘッジコストにご用心―お盆休みの帰省組も参加して恒例の関西インデックス投資オフ会



お盆休み恒例となっている関西インデックス投資オフ会に参加しました。関東から帰省中のkenzさんとリバモさんが参加し、ちょっとした東西交流となりました。普段は雑談的な話題が多いのですが、今回はちょっと投資関連の話が多めだったかも。とくに盛り上がったのが「為替ヘッジコストにご用心」という話です。
2019年8月12日

AIは投資の意味を本質的に変える



近年、AI(人工知能)を活用した投資信託に注目が集まっていたのですが、現実は厳しいようです。AIを活用した投資信託の運用成績がパッとしないという記事が出ていました。

AI投信、苦戦目立つ 「新局面」対応に課題(NIKKEI STYLE)

もちろん現在のAIはまだまだ黎明期ですから、今後の技術的発展によって投資で大いに活用できる時代が来るかもしれません。ただ、AIが投資で活躍できるほどの精度を持つような時代になれば、投資だけでなく世の中の仕組み自体が大きく変わるはずです。案外、そのことの方がAIと投資の関係という面ではインパクトが大きいのでは。AIの発達・普及は、運用技術のような些末な問題ではなく、それこそ「投資」という営みの意味を本質的に変えてしまうように感じます。
2019年8月10日

「EXE-i」シリーズの第6期運用報告書を読む―その魅力は依然として衰えていない



私がSBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)オリジナルプランで愛用しているパッシブ型ファンド、SBIアセットマネジメントの「EXE₋i」シリーズの第6期(2018年5月14日~2019年5月13日)運用報告が出ました。海外ETFに投資するファンド・オブ・ファンズ(FoF)なので純粋なインデックスファンドではありませんが、海外ETFを活用することで低コストなパッシブン運用を可能にしたファンドとして愛用しています。そこで実際に積立購入している「EXE-i新興国株式ファンド」と「EXE-iグローバル中小型株式ファンド」の運用報告書を確認します(その他のファンドについては運用報告書を直接確認ください)。
2019年8月8日

大幅下落は優良銘柄買い増しの好機―ひふみ投信の2019年7月の運用成績



サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2019年7月次運用報告書が出ました。7月の騰落率は+2.2%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+0.9%でした。これで2019年に入ってから「ひふみ投信」は6月を除いてすべての月次で参考指数をアウトパフォームしたことになり、好調が続いています。純資産残高は7月31日段階で1309億円(前月は1285億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は7528億円(前月は7402億円)となりました。ここにきて世界的に株価は不安定になっていますが、大幅下落は優良銘柄買い増しの好機ととらえているようです。

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