2017年6月10日

金融庁やGPIFまで登場する「インデックス投資ナイト2017」はすごい!(私もちょっとだけ出ます)



7月8日に開催される「インデックス投資ナイト2017」のプログラムが発表されました。

インデックス投資ナイト2017 プログラム内容のお知らせ(インデックス投資ナイト公式サイト)

インデックス投資家の間では年に1度のお祭りとしてすっかり有名ですが、今回はなんと金融庁とGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の関係者が登場するというのですから驚きです。個人投資家がボランティアで運営する私的イベントに公的機関の人間が堂々と参加するなんて、マスコミや金融機関の人からしたらビビるんじゃないですかね。私はビビりました。どんな話が飛び出すか、今から楽しみです。あと、今回は私もちょっとだけ登壇することになりました。
2017年6月9日

株主総会招集通知書を見ると、やっぱり“所有する喜び”を感じる



私はインデックスファンドの積立投資をやりながら、個別株もチョロチョロ買ったりしています。この時期になると株主総会招集通知書が送られてくるのですが、これを見るとインデックスファンドのような投資信託を通じた投資とは別の面白さをいつも感じてしまいます。やはり個別株を持っていると、その企業からオーナーとして扱われるわけで、そこに“企業を所有する喜び”というものがあるのです。
2017年6月7日

半導体関連が絶好調で驚異的なパフォーマンスに―ひふみ投信の2017年5月の運用成績



サテライトポートフォリオとして保有している「ひふみ投信」の2017年5月次運用報告書が出たので定例ウオッチです。「ひふみ投信」の5月の騰落率は+6.2%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+2.4%でした。純資産残高は5月31日段階で606.4億円(前月は528.6億円)、受益権総口数は14,556,120,357口(前月は13,478,504,031口)でした。参考指数を大幅にアウトパフォームしたわけですが、驚くべきことに現金比率が14.5%もあるにもかかわらず、この成績をたたき出したことです。保有する半導体関連銘柄が絶好調だったとのことですが、それでも驚異的なパフォーマンスだと舌を巻かざるを得ません。
2017年6月6日

パッシブ運用の隆盛で追い詰められているのはアクティブ運用ではなく、付加価値を提供できないファンドマネージャーでは



世界的にインデックスファンドなどパッシブ運用に資金が流れ、伝統的なアクティブ運用が苦境の陥るケースが増えているわけですが、どうも最近そのことを問題視する論調が増えてきました。日経新聞の電子版にもそういった記事が掲載されています。

膨張パッシブ 光と影 指数運用、市場拓くか歪めるか(「日本経済新聞」電子版)

ただ、これを読んで不思議な気分になります。たしかにパッシブ運用が増加しているのですが、それがそのままアクティブ運用の減少を意味していないような気がするからです。伝統的なアクティブ運用が苦しんでいるようですが、形を変えたアクティブ運用が増えているのでは。そしてなにより、伝統的なパッシブ運用の増加によって追い詰められているのはアクティブ運用ではなく、受益者に対して付加価値を提供できない平凡なファンドやファンドマネージャーたちにすぎないのではないかという気がしています。
2017年6月5日

『投資レジェンドが教える ヤバい会社 』―藤野さんの運用哲学の実際が分かる珍本



「ひふみ投信」で人気のレオス・キャピタルワークスの藤野英人社長の新刊『投資レジェンドが教える ヤバい会社』が日経ビジネス人文庫から出ました。旧著『儲かる会社、つぶれる会社の法則』の文庫化ですが、約90ページ加筆・修正されているので、増補改訂版として内容も一新されています。このての本は“トンデモ本”が多いのですが、そこは藤野さんらしく微妙なバランスが取れていて、「ひふみ投信」などで実践している運用哲学の実際が分かる珍本と言えそうです。
2017年6月4日

後輩には投資で儲かった経験よりも損した体験を話してあげよう



日経平均株価が2万円を超え、米国の株価も過去最高値で推移しています。これだけ相場環境が良くなってくると、投資をしている人の多くが含み益となり、気分上々ですね。でも、ちょっと心配なのが少し浮かれ気味な人もいること。私の身の周りもいますよ。そういうのって、他人事ながらやっぱり心配ですよね。相場というのは常に浮き沈みがあるものですから。そこで最近では、投資について話をするときに、儲かった経験よりも損した体験を積極的に話すようにしています。

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