2017年5月5日

ジワジワと、そして確実に普及する確定拠出年金―日本人の投資文化を変える“静かな革命”かも



ゴールデンウィークということもあり、妹夫婦が甥っ子を連れて帰省してきました。その妹から「楽天証券からiDeCo(個人型確定拠出年金)の資料を取り寄せたよ」との報告がありました。やっぱり運営管理手数料の安さが魅力だとか。妹よ、その判断は100%正しい。ちょうど同じころ、今度は弟から「確定拠出年金は、どんな商品を積み立てたらいいの?」という質問も。弟の場合、勤務先の厚生年金基金が解散し、9月から企業型確定拠出年金に移行することがほぼ決まったそうです。私は3人兄弟(兄妹)なのですが、既にiDeCoに加入している私を含めて、3人全員が確定拠出年金に加入することになります。なるほど、確かに確定拠出年金は個人型と企業型を合わせてジワジワと、そして確実に普及していくのだということを改めて実感しました。これは今はまだ小さな変化ですが、将来的に日本の投資文化を根本的に変えてしまう“静かな革命”の萌芽ではないかという印象を強く持っています。
2017年5月4日

「相互リンク&お薦めブログ」を大幅拡充しました―相互RSS導入で更新情報も分かります



ゴールデンウィークで時間に余裕ができたので、久しぶりにブログをメンテナンスしました。もうお気づきかもしれませんが、「相互リンク&お薦めブログ」を大幅に拡充しています。これまではフッター部分にリンク一覧を掲載していましたが、あまりにもリストが長くなったので内部ページ化しました。そのかわりに相互RSSを導入したので、リンク先の更新情報が分かるようになっています。定期的に読んでいるブログのほか、Twitterやオフ会を通じて交流いただいている方々のブログも一気にリストに追加したのでちょっとしたブックマークとしても使えます。いずれも素晴らしいブログばかりですので、ぜひ訪問してみてください。
2017年5月2日

投資対象として、ゴールドってどうよ?



先日、知り合いと雑談していたら「投資対象として、ゴールドってどうよ?」と聞かれました。その知り合いは投資に関してあまり詳しくないのですが、そんな人からも「ゴールド投資」の話題が出るとは、さすが“究極の実物資産”だと感心。確かにインフレヘッジとしてゴールドをポートフォリオの一部に組み込んでおくというのは、昔から資産保全のセオリーとしてありますし、ひとつの見識だとは思うのですが、その時は「あまりお勧めできない」と答えました。なぜかというと、日本人にとってゴールド投資は国際資本循環構造の観点から、思ったほどのリスクヘッジ機能を発揮できないと感じているからです。
2017年4月30日

女子率の高い東西合同オフ会に参加しました



久しぶりにインデックス投資オフ会に参加しました。ゴールデンウィークということもあり、今回は関西圏以外からの参加者も多く、東西合同オフ会です。なんと総勢13人。しかも、そのうち女性が7人という女子率の高さ! 個人投資家の集まりといえばオッサンばかりというケースが多かったのですが、世の中変わってきたのです。また、インデックス投資に限らず、多彩な投資を実践しているメンバーが集まるのも関西インデックス投資オフ会の特徴でしょうか。まあ、大阪は基本的に「みんな、好きなことやったらええねん」という感覚が強いからかもしれません。
2017年4月28日

「ひふみ」の運用方針は変わるのか―気になる「ポストIPO」と「再生」への言及



私も少しだけ資金を投じているレオス・キャピタルワークスの「ひふみ投信」ですが、「カンブリア宮殿」で取り上げられた効果もあって純資産残高が急増しています。現在、「ひふみ投信」「ひふみプラス」「ひふみ年金」のマザーファンドの純資産残高が2000億円を超えたようです。こうなると、いよいよ運用の在り方が変わる可能性があるのですが、その点に関して最高運用責任者である藤野英人氏が松井証券のインタビューで気になる発言をしています。

運用のプロに聞く「ひふみプラス」上級者編(松井証券)

「ひふみ」は従来、中小型株への投資を得意としてきましたが、次は「ポストIPO」と「再生」がキーワードとなるのでしょうか。
2017年4月27日

不安なときはポジションの確認を―今月の積立投資(2017年4月特定口座)



4月はにわかに北朝鮮リスクがクローズアップされたことで株式相場も少しバタついていました。ここにきて少し落ち着きを取り戻していますが、こういった地政学リスクは国際分散投資をしている以上、どうしても避けられないものだと割り切るしかありません。とはいえ、投資を始めたばかりの頃は相場が下落するのは怖いもの。誰だってそうです。そういう時は、まずは投資のポジションを確認することです。つまり、自分のリスク選好以上にリスクをとっていないかを確認する。それだけで案外と冷静になれるものです。そういったことを考えながら、今月の積立投資を実行しました。

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