2016年8月31日

SMT日本株配当貴族インデックス・オープンとSMT米国株配当貴族インデックス・オープンは面白そう



三井住友トラスト・アセットマネジメントの低コストインデックスファンドシリーズ「SMTインデックスシリーズ」にSMT日本株配当貴族インデックス・オープンSMT米国株配当貴族インデックス・オープンが8月30日に新規設定されました。同日付でSBI証券で販売が始まっています(追記:マネックス証券でも販売が始まりました)。

SMT インデックスシリーズに新しいファンドが仲間入り(SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン)(SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン)(三井住友トラスト・アセットマネジメント)

SMTシリーズは低コストインデックスファンドシリーズとしては実績十分の大手ファンドですが、最近は他社の超低コストインデックスファンドが相次いで登場したことで、すっかり影が薄くなっていました。しかし、ここにきて日本株と米国株の配当貴族インデックスに投資するファンドをローンチしたことで、久しぶりに注目を集めています。個人的にも今回の2ファンドは、非常に面白そうだと思いました。
2016年8月30日

今月の積立投資(2016年8月特定口座)―やっぱり自動積立サービスは便利だ



ここ数年、8月は仕事で海外出張があったりするので異常に忙しく、証券会社の口座にログインする機会もまるでありません。こういったときに威力を発揮するのが自動積立サービスです。8月も知らないうちに特定口座での買付が終わっていました。買付日も適当に設定しているので、ほんとうに機械的に買い付けられています。妙な相場観を考慮する必要もないので、まったく楽ちん。日々の仕事が忙しいサラリーマンにとっては、じつにありがたいサービスなのです。
2016年8月28日

GPIFの2016年4~6月の運用成績は5.2兆円のマイナス―分散投資の効果を発揮させるのはここから



年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2016年度第1四半期(2016年4~6月)の期間収益額は-5兆2342億円、期間収益率は-3.88%となりました。

平成28年度第1四半期運用状況(GPIF)

この期間はBrexitショックもありましたし、それよりもやはり円高による国内株式低迷と外国株式・債券の円建て価格下落が大きな影響を及ぼしたといえます。期間収益のマイナス額にばかり注目が集まっていますが、ベンチマークとの比較を見ると国内債券、国内株式、外国債券、外国株式のいずれのカテゴリーもベンチマークをアウトパフォームしているので、厳しい相場環境の中でまずます健闘した成績だったといえます。ただ、四半期ベースで2期連続のマイナス収益となったことから、再び世間の風当たりが強くなることが予想されるのですが、じつは国際分散投資においてはいまが踏ん張りどころであり、いまが分散投資の効果を発揮させるチャンスなのです。
2016年8月27日

超低コストインデックスファンド「iFree」が登場―他社も見習って欲しい国内債券ファンドの信託報酬の仕組み



なぜか海外出張に行っている間にインデックスファンドに関する大きなニュースが入ってくるのが不思議です。すでにたくさんの投資ブロガーさんが報告しているので、すっかり出遅れの感がありますが、自分の備忘録として書いておきます。大和証券投資信託委託が新たに超低コストインデックスファンドシリーズ「iFree」を2016年9月8日に設定することになりました。

新しいインデックスファンド・シリーズ「iFree」のお知らせ(大和証券投資信託委託)

まずはSBI証券と楽天証券で販売が始まります。ラインアップされた各ファンドとも業界最低水準の信託報酬ですから、インデックス投資家にとっては新たな選択肢として注目されそう。とくに個人的に注目しているのはiFree日本債券インデックスの二段階に設定された信託報酬の仕組みです。これはぜひ他社のインデックスファンドシリーズも見習って欲しいやり方です。
2016年8月25日

やっぱり現地に来ると東南アジアに投資したくなる



インドネシア出張もあとわずかです。今回はトラブルも少なく、じつに快適な出張です。昨年は新興国の例にもれず、インドネシア経済も冴えなかったのですが、ここにきて明らかに回復基調でした。株価も上昇傾向にあります。新興国への投資は好みが分かれるものですが、私のように定期的に現地に足を運んでいると、ついつい東南アジアに投資したくなります。これも一種のホームカントリー・バイアスなのですが。

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