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2023年2月5日

GPIFの2022年10~12月の運用成績は-0.97%―国債100%運用論の破綻

 

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2022年度第3四半期(10~12月)運用状況が発表されたので定例ウオッチです。2022年10~12月の期間収益率は-0.97%、帳簿上の運用損益はマイナス1兆8530億円でした。市場運用開始来の収益率は年率+3.38%となり、運用資産額は189兆9362億円となっています。


四半期ベースでは4期連続でのマイナスリターンとなっています。ただ、市場環境の悪さを考えると、分散投資の効果もあって健闘していると言えます。それは同時に、年金運用に対してよく分かっていない人がときたま主張する「国債100%運用論」が破綻していることを明確に示す結果にもなっています。
2023年2月2日

安定度が一段と高まる―「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」第9期運用報告書を読む

 

ニッセイアセットマネジメントの「<購入・換金手数料なし>シリーズ」のうち主要ファンドの運用報告書が交付されました。さっそく自分が保有している「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の第9期(2021年11月23日~2022年11月21日)運用報告書を確認しました。純資産残高はマザーファンドも含めて順調に成長しており、インデックスファンドとしての安定度が一段と高まっています。
2023年1月30日

長期積立投資家の末席に連なる―今月の積立投資(2023年1月特定口座)

 

先週末、2023年1月の積立投資が約定していました。私は2012年末からインデックスファンドの積立を開始しているので、ちょうど10年が経過したことになります。10年と言えば長いようですが、実感としてはあっという間でした。それでも、ようやく私も“長期積立投資家”の末席に連なったと言えそうです。
2023年1月29日

中国、新興国に好機か―「iTrust世界株式」の2022年12月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2022年12月次運用報告書の定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の12月の騰落率は-5.46%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は-6.18%でした。大きな下落相場でしたが前月に続いて参考指数をアウトパフォームしています。2022年は株式にとって厳しい市場環境が続きましたが、それを象徴するような12月の結果です。ただ、ここにきてまたもや相場のキャラクターが変化しそうな予感もあります。
2023年1月26日

iDeCoのメリットは剥落するか―2023年1月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績

 

年明け早々から仕事にプライベートにとやたら忙しく、すっかりブログの更新も滞っています。投資の方もまったく見てる暇がないのですが、今年最初の投資としてSBI証券のプランで拠出している個人型確定拠出年金(iDeCo)の1月の買付(2022年12月拠出分)が約定しました。そのiDeCoですが、今後は運用制度としてのメリットが剥落するといった指摘が出ています。
2023年1月23日

歴史性というもの―「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」雑感

 

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」の結果発表・表彰式が1月21日に開催されました。新型コロナウイルス禍のため今回もオンライン開催となりました。結果をふまえ、今回も感じたことをメモしておきたいと思います。今回は「歴史性というもの」について、いろいろと考えさせられました。

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