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2025年6月23日

順調に回復中―2025年6月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績

 

SBI証券のオリジナルプランで拠出している個人型確定拠出年金(iDeCo)の6月買付(5月拠出分)の定例報告です。4月に米国のトランプ大統領による相互関税ショックで株価が大暴落し、iDeCoの評価額もかなり減りましたが、あれから5月6月と順調に回復中です。

SBI証券のiDeCoオリジナルプランで買付けたファンド・商品は以下の通りです(カッコ内は信託報酬)。いつも通りのポートフォリオとなっています。
【個人型確定拠出年金(SBI証券iDeCoオリジナルプラン)】
「三井住友・DCつみたてNISA・日本株式インデックスファンド」(0.16%)
「DCニッセイ外国株式インデックス」(0.09889%)
「EXE-i新興国株式ファンド」(0.096%+投資対象ETF信託報酬0.0705%程度)
「EXE-i全世界中小型株式ファンド」(0.18%+投資対象ETF信託報酬0.054%程度)
「野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)」(0.14%)
「三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド」(0.34%)
「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」(0.27%以内)
「あおぞらDC定期」

5月に続いて6月も株価は順調に回復したこともあり、iDeCo口座の評価額も6月21日段階で累積損益率が+72.5%となり、順調に回復中。全体額では過去最高水準に近いところまで戻しています。やはり一時的な株価暴落でも慌てずに従来通りのポートフォリオで積立を続けたことが今のところ奏功していると言っていいでしょう。

ただ、依然として先行きは不透明です。ここにきて中東情勢が一気に悪化しており、原油価格が急騰する懸念などが生じてきました。そうなると世界経済では打撃は大きく、再び株価は弱含みとなる可能性が高まります。

しかし、こと地政学的リスクというのは個人レベルではまったく予想ができませんし、対策も立てようがありません。結局、今回も従来通りの積立を続けるという“見”の一手しかなさそう。とにかく中東情勢に関しては早く落ち着いて欲しいものです。

やはり投資や資産形成にとって最も大切なことは“平和”に他ならないのです。

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