2023年3月30日

インターネット専業証券の時代―今月の積立投資(2023年3月特定口座)

 

すっかり暖かくなり、近所の桜も満開になってきました。3月もいつも通り淡々と積立投資を実践しています。早いもので、まもなく新年度が始まります。投資の世界でもどうやら“新時代”が始まったようです。

今月買付けたファンドは以下の通りです。いつもと変わりありません。

【特定口座(SBI証券)】
「ニッセイ日経225インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.25% 信託財産留保額:なし)
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.093% 信託財産留保額:なし)
「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」
(信託報酬:税抜0.17% 信託財産留保額:なし)
「Funds-i新興国債券・為替ヘッジ型」
(信託報酬:税抜0.6% 信託財産留保額:0.3%)
「世界経済インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.1%)
「iTrust世界株式」
(信託報酬:税抜0.89% 信託財産留保額:なし)

さて、私は特定口座での積立投資はSBI証券を使っているのですが、そのSBI証券の証券総合口座が1000万口座を超えたそうです。


1000万口座を超えるのは国内初だとか。もともとSBI証券はインターネット専業証券の強みを生かした豊富なサービスと低廉な手数料が個人投資家の間で高く評価されていました。最近は、さまざまなポイントやクレジットカードに対応した「マルチポイント戦略」「マルチカード戦略」なども積極的に打ち出すことで、個人投資家の間で人気が一段と高まっていました。

実際に過去1年間で口座数が18%も増加するなど新規口座開設が好調で、しかも新規口座開設者のうち株式投資未経験者が 80%超、20代・30代の若年層が過半を占めるなど新たに運用を始めた人や若年層の取り込みに成功しています。

それにしても1000万口座というのは凄い数字です。また、対面サービスが主流の大手証券会社ではなく、インターネット専業証券であるSBI証券が国内初の1000万口座達成となったことも象徴的。つまり、いよいよ個人投資家の運用はインターネット専業証券が名実ともに中心となって担う時代に突入したということです。

このほど、国会では改正所得税法が成立し、2024年1月から新しい少額投資非課税制度(NISA)が始まります。そして、政府は資産所得倍増プランで、今後5年でNISAの口座数を3400万、投資額を56兆円にそれぞれ倍増する目標を掲げています。ますます個人投資家の裾野が広がることが予想されるわけですが、その中心になるのはやはりインターネット施業証券でしょう。SBI証券に対抗して、他のインターネット専業証券も一段とサービスを拡充することでしょう。いよいよ“インターネット専業証券の時代”が本格的に始まったと言えそうです。

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