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2023年2月13日

シェットランドフォックスのチャッカブーツを購入―オン・オフ兼用として持っておきたい一足

 

またまた革靴を購入してしまいました。今回購入したのは、「シェットランドフォックス」のチャッカブーツ。セールで安くなっているのを見つけ、またもや衝動買い。ただ、黒のチャッカブーツはオン・オフ兼用として非常に便利なデザインですから、ぜひとも一足は持っておきたいと思っていました。

「シェットランドフォックス」は、リーガルコーポレーションのブランドですが、「リーガル」ブランドとはコンセプトがまったく異なります。「リーガル」は基本的にアメリカ靴のデザインをベースに進化してきたのに対して、「シェットランドフォックス」はイギリス靴のデザインが強くコンセプトに取り入れられています。また、「リーガル」が幅広い製法と価格帯の商品をそろえているの対して、「シェットランドフォックス」はグッドイヤーウェルト製法による本格ドレスシューズ中心のラインアップになっています。このためリーガルコーポレーションのブランドの中でも高級ラインに位置するブランドと言えるでしょう。

シェットランドフォックスのもうひとつの大きな特徴が、踵部分の独特の作りにあります。革靴の踵部分には芯材が入っているのですが、シェットランドフォックスは「ロングカウンター」といって、この芯材が土踏まず部分にまで伸びているのです。このため踵を強くホールドする独特の履き心地となり、踵のホールド感を重視するユーザーから高い支持を得ているのです。

先日、リーガルコーポレーションの公式オンラインサイトからセールのお知らせメールが届きました。ちょっと覗いてみると、シェットランドフォックスもセール対象になっているではないですか。そこで見つけたのがシェットランドフォックスの中でも入門モデルである「ドレイトン」のチャッカブーツ。プロパー価格(税込)は5万600円ですが、セール価格(税込)3万5420円で売られていました。これは安いと、飛びついたわけです。

もちろんグッドイヤーウェルト製法で、ライニングとインソール、アウトソールともにレザー仕様です。アッパーはキップレザーですが、上質で柔らかいものが使われていて悪くありません。タンナーは非公開ですが、国産らしいので山陽レザーあたりかもしれません。実際に足を入れてみると、やはり踵のホールド感が素晴らしく、それでいてEEのワイズは窮屈さがない。このあたりは甲高扁平が多い日本人に合わせた木型になっており、さすが日本メーカーです。

黒のチャッカブーツというのは、オン・オフ兼用としてぜひ一足は持っておきたかったのも購入した理由でした。チャッカブーツは元々、ポロ競技の際に着用されていたもので、選手は試合後のパーティーにそのまま参加したことから、フォーマルとカジュアルいずれでも使えるようになったそうです。このため、ビジネススタイルにもカジュアルスタイルにも合わせることができる便利なアイテムなのです。

やはり冬はブーツを履くと足元が暖かい。まだまだ寒さが続きますから、今回購入したシェットランドフォックスのチャッカブーツも活躍してくれそうです。満足感の高い良い買い物ができました。ただし、今回も妻に隠れて購入しているので、しばらくは下駄箱の隅の、あまり目立たない場所に収納しておかなければならないのでした。

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