2021年10月18日

P-oneカード<Standard>を作りました―いまや貴重になった還元率1%の自動キャッシュバックサービス

 

先日、ブログに書いたように家計決済用に愛用していたBooking.comカードの自動キャッシュバックサービスが2022年3月末で終了します。そこで後継カードとしてP-oneカード<Standard>を作りました。いまや貴重になった還元率1%の自動キャッシュバックサービスが付帯するクレジットカードです。

以前にブログでも書いたように、我が家では夫婦それぞれの個人口座とは別に生活費を入金する家計管理用銀行口座を作り、そこで家計の共通支出を管理する方法を採用しています。家計用口座を決済口座にしたクレジットカードも作り、光熱費や食費、家財道具の購入など家計の決済を集約することで支出の一元管理とポイント還元による節約を実行しています。

このため家計決済用クレジットカードのポイント還元率にはこだわりたいところですが、家計決済用ですから汎用性が大事。また、ポイント還元に手続きが必要だと、つい手続き忘れでポイントが失効するといった痛恨事も起こるので、自動キャッシュバックサービスのあるクレジットカードが便利なわけです。今回、Booking.comカードに替わるカードを探してたところ、P-oneカード<Standard>に落ち着きました。

P-oneカード<Standard>は年会費永年無料で、利用額の請求時に自動的に1%が割り引かれます。公共料金の支払いにもサービスが適用されるので、家計決済用として最適です(電子マネーのチャージなどはポイント付与対象外)。そのかわり紛失・盗難補償以外は付帯保険もなく、シンプルなベネフィットとなっています。

審査もそれほど厳しくないので、申し込みをするとサクッと発行されました。決済ブランドはMasterCard、VISA、JCBが選べますが、今回はVISAにしました。VISAだけカードデザインが一新されており、最近流行りのナンバーレスカードとなっています。シンプルなデザインも悪くありません。あと、VISAタッチも搭載です。

あえて弱点を挙げるとすると、発行会社であるポケットカードがクレジットカード会社としては小手だということでしょうか。それでも伊藤忠商事、ファミリーマート、三井住友銀行の傘下なので、それほど心配する必要はなさそう(ただし、将来的に親会社による事業再編などの影響を受ける可能性はあります)。

それにしても最近はどのクレジットカード会社もかつてのようにキャッシング金利で大きく儲けることができなくなっているので、全体として付帯サービスは縮小傾向です。ポイント還元率も1%あれば上出来だと割り切るべきでしょう。そう考えるとP-oneカードは、いまや貴重になった還元率1%の自動キャッシュバックサービスがあるクレジットカードだと言えそうです。当面、このカードで家計決済を回し、1%還元の恩恵を享受したいと思います。

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