2021年9月1日

小林一三ゆかりの雅俗山荘で料理を堪能―私のTポイント投資大作戦(2021年8月)

 

SBI証券を使って実践しているTポイント投資大作戦の定例報告と恒例の“買い物日記”です。2021年8月の投資ポイント数は757ポイントでした。購入したファンドは今回もニッセイアセットマネジメントの「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックス」です。8月の買い物は前にブログで紹介したカシオの「G-SHOCK GM-2100」を購入したこと(「G-SHOCK GM-2100」通称“カシオーク”を衝動買い―やっぱりメタルカバーの高級感は魅力的)ぐらいだったのですが、それ以外にTポイントが貯まるカードでの決済でちょっとした出費がありました。先日、阪急東宝グループの創設者・小林一三の旧宅で現在は小林一三記念館とレストランとして営業している雅俗山荘で妻と食事をする機会がありました。優雅な雰囲気の中で美味しい料理を堪能しました。

雅俗山荘は小林一三が「芸術=雅」と「生活=俗」が一体となるとの考えで作り上げた邸宅で、現在は国の登録文化財に指定されています。建物と庭園、茶室などが小林一三記念館として保存されているほか、緑豊かな庭園を眺めるテラスルームと重厚かつクラシカルモダンな雰囲気のダイニングルームが邸宅レストランとして営業しています。

たまたま義妹夫婦が食事の予約を入れていたのですが、急用で行けなくなったとの連絡が。当日キャンセル料が100%なので、私たち夫婦が代理で行くことになったわけです。(もちろに料金は自前で支払いますよ)。

私は以前から小林一三に興味があったので、ちょっと早めに出かけ、小林一三記念館と雅俗山荘の庭園や茶室を見て回りました。演劇ファンなどで、どうしても宝塚歌劇団や東宝など小林一三のエンターテイメント事業に関心があり、非常に興味深かったです。

肝心の食事の方ですが、これも素晴らしかった。緊急事態宣言中ということもあり、客は私たち夫婦だけ。完全貸し切り状態という贅沢な体験です。ベテランの給仕人がいろいろと興味深い話題も提供してくれます。ときには所蔵のお宝まで出てくる。例えば小林一三愛用のグラスを見せてもらいました。バカラのアンティーク品だそうです。


料理も素晴らしかったです。この日のメインディッシュはブリュターニュ産の仔牛でした。柔らかな仔牛にベリーのソースが爽やか。前菜、魚料理も総じて爽やかな味わいで統一されており、夏に相応しいコース内容となっています。盛り付けも鮮やかで、目を楽しませてくれました。いくつか写真で紹介しておきます。

ミニフィノッキオのパンナコッタ
アニスの薫り車海老のミ・キュイ

活きカワハギとアスペルジュ・ブラン
ジロール茸トリュッフの芳香

ブルターニュ産仔牛とモリュー茸のミジョテ
アティショー・ポワヴラード&ブラックベリー

チーズの盛り合わせ

グランデセール

新型コロナウイルス禍であまり外出もできない状態が続いていますが、久しぶりに出かけて美味しい食事を楽しめたことで気分もずいぶん晴れました。もちろん妻も大満足。ただ心残りは、緊急事態宣言中なのでアルコール類の提供が停止されていたこと。ぜひ次は緊急事態宣言が明けたときに訪れたい。その時はワインと一緒に楽しみたいと思います。

余談ですが、雅俗山荘を訪れたことをきっかけに、小林一三という人物に対する関心も一気に高まりました。雅俗山荘からの帰りに本屋に立ち寄り、さっそく何冊か関連図書を購入。いま読んでいるところです。






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