DRCDシリーズは「リーガル」ブランドの最高傑作―私のTポイント投資大作戦（2020年12月）

 

SBI証券を使って実践しているTポイント投資大作戦の定例報告、そして恒例の“買い物日記”です。2020年12月の投資ポイント数は711ポイントでした。購入したファンドは今回もニッセイアセットマネジメントの「＜購入・換金手数料なし＞ニッセイグローバルリートインデックス」です。12月もSBI証券の投信マイレージサービスで付与されるのポイントに加えて、日々の買い物をYahoo!カードで決済することでTポイントを稼ぎました。今月は、以前から欲しい欲しいと思っていたリーガル・コーポレーションの名作革靴「DRCD」シリーズをついに買ってしまいました。実際に手にすると、あらためて惚れ惚れとする出来栄えの革靴です。

私は価格3万円台まででコストパフォーマンスに優れる本格革靴を愛好しているのですが、そういった選択肢として革靴マニアの間でも極めて評価が高いのがリーガルのDRCDシリーズ。アッパーの革と木型が同じ01から03まで品番があり、01がストレートチップ、02はクオーターブローグ、03がウイングチップのフルブローグというデザインです。また、やはり同じ革、木型でプレーントゥの04MRCFもあります。今回購入したのは、王道中の王道であるストレートチップ、01DRCDの黒です。

この靴の何が凄いのかと言うと、3万円台という価格でありながら圧倒的な品質を実現していることです。まず、アッパーの革は仏アノネイ社のベガノカーフ。普通、アノネイのベガノカーフを使った革靴はインポートブランドなら5万円台を軽く超えます。それを3万円台で実現しているのですから、さすがリーガル・コーポレーション。調達力が違います。もちろんライニングとインソール、アウトソールもレザーの本格仕様です。

さらに縫製が素晴らしい。一糸乱れぬステッチが極めて細かく、さらに縫製部分は革が薄く漉かれており、その高級感はとても3万円台の革靴に見えません。そして注目すべきは土踏まず部分。極限まで絞り込まれたフォルムは美しさと同時に、脚に吸い付くような履き心地を実現します。これも極めて高い縫製技術がないと不可能なフォルムです。

さらに靴底のコバは矢筈仕上げという日本独特の形状が採用されており、出し縫いもステッチを隠すメスステッチ。これによってソールが薄く見え、エレガントさとシャープさが増すことになります。いずれも製造段階で手間のかかる工程が増えますから、やはりこの価格帯の革靴としては極めて贅沢な仕様なのです。

これだけの高コストパフォーマンスに対して本格革靴好きの間でも悪く言う声はほ皆無と言ってよく、中には01から04までそろえて保有している人もいるくらい。リーガル社は様々なブランドを展開していますが、その中で「リーガル」ブランドの最高峰がDRCDシリーズだと言っていいでしょう。

もちろん、リーガル社には「リーガル」のほかに「シェットランドフォックス」や「リーガルトーキョー」といった高級ブランドもありますが、そもそもブランドコンセプトが異なるので単純にブランド間に上下関係を規定することはできません。トヨタ自動車で例えると「トヨタ」と「レクサス」「センチュリー」の違いみたいなものです。DRCDシリーズはトヨタ「クラウン」に相当するわけで、サラリーマンの日常使いの革靴としては、やはり最高峰と言えるのです。

以前から欲しい欲しいと思っていた革靴でした。ただ最近、私が新しく革靴を買うと妻があまりいい顔をしないので自重していたのですが、ついに我慢できずに購入に踏み切ったわけです。そして実際に入手すると、やはり惚れ惚れとする1足でした。

しかも今回は、ちょっとした裏技を使うことでプロパー価格よりもかなり安く手に入れています。それはずばり、ネット通販で買うことです。靴というのは小売店にとって在庫リスクの大きい商品ですから、よほどのラグジュアリーブランドでない限りは必ずセールがあります。そしてネット通販では、それが日常的に行われており、プロパー価格よりも安く入手できるのです。今回、もちろんYahoo!ショッピングを使いました。プローパー価格3万9600円のところを3万円で購入することができ、ついでにTポイントもゲットしたのです。

もちろん革靴は購入前に試着し、サイズや木型が合っているかを確認したいところです。そこで申し訳ないのですが、事前にリーガル社の直営店で試着しました。対応してくれた店員さん、ごめんなさい。でも最終的にはネットショップ経由とはいえ購入しているわけですから、リーガル社に対しては申し訳が立つともいます。このように実店舗で試着、ネットで購入というのは革靴を安く購入する裏技なのです。

いずれにしても良い買い物ができたと大満足。これからプレメンテナンスをして、さらに革底のつま先部分の削れを防ぐためにビンテージスチールを取り付ける予定です。履き下ろしが楽しみ。新たな相棒として、じっくりと育てていこうと思います。

これから本格革靴の購入を考えている人には、ぜひ選択肢の一つとしてリーガルのDRCDシリーズを検討してみてください。日本製本格革靴の底力を実感できるでしょう。全社会人に自信をもってお勧めできる高コスパ本格革靴です。

【ご参考】
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