新型コロナウイルスの登場でリモートワークやテレワークなどオンラインで仕事をすることがすっかり普通になりました。私は本業の関係でときおり業界団体や関係学会でセミナー講師をすることがあり、9月にもある学会でセミナー講師の仕事が入っています。これがやはりオンラインセミナーとなりました。こうした動きは投資セミナーの分野でも加速しており、様々なオンラインセミナーが開催されるようになりました。直近では8月27日にニッセイアセットマネジメントはカン・チュンドさんを講師に「＜購入・換金手数料なし＞オンライン対談セミナー カンさんに聞く！withコロナ時代の「つみたて投資の極意」」を開催します。そして、そのカンさん、投資セミナーのオンライン化で先頭を走っています。
オンラインセミナーと聞くといろいろと制約がありそうなのですが、じつは利点も多々あります。それは物理的距離が問題ではなくなるということ。これは私のような地方在住者にとっては非常にありがたいことです。これまで参加したいイベントがっても、開催場所はほとんどが東京。とにかく日本はどの分野でも東京でさえ何かすれば、それでやったつもりになるという雰囲気があって、そこに地方在住者はなんとも言えない違和感を感じることが少なくありませんでした。
その点、オンラインでの催しなら、全国のどこからでも参加することができます。オンライン会議システムの進化でインタラクティブなやり取りができるようになったのも大きいでしょう。かえってオフラインよりも講師と密接に交流することもできるケースも少なくありません。
こうした利点をいち早く察知し、思い切った行動に出たのがご存知インデックス投資アドバイザーのカン・チュンドさん。なんと相談業務を完全オンライン化してしまいました。さらに完全オンライン化で拠点の地理的制約もなくなったことから、なんと徳島に居住してしまったのです。
当クリニックは四国に「お引っ越し」を完了。が、サービス内容は「お引っ越し」致しません！（インデックス投資のゴマはこう開け！）
相談業務の完全オンライン化だけでなく、拠点まで地方に移してしまうというのにはさすがに驚きます。ただ、背景には並々ならぬ決意があったようです。それは新型コロナウイルスと共生しなら業務を続けていくという決意です。ある意味でやむを得ない決断だったようですが、同時に新たな発見にもつながっているようです。
徳島に移住 → 完全オンライン制のサービスに移行して見えてきたもの（インデックス投資のゴマはこう開け！）
私は、カンさんの決断は間違っていないと思う。新型コロナによって今後の社会は“ニューノーマル”への移行が避けられないでしょう。ならば、いちはやくニューノーマルに適応した形態を採用することは自然なことだからです。恐らく今後、投資セミナーや相談業務でもオンラインが主流になるのでは。そうなれば、やはりカンさんはパイオニアとして存在感を一段と高まるような気がします。
そうした挑戦を続けているカンさんを見て、久しぶりに話を聞きたくなりました。なので、ニッセイAMのセミナーも申し込みました。どんな話が聞けるか楽しみにしています。
